山行記録2009/3 三頭山 (みとうさん)
(Homeへ)
【日程】 2009年3月21日(土)
【天気】 快晴(^^)
【メンバー】 単独
【概要】 「都民の森駐車場−三頭大滝−ムシカリ峠−三頭山−鞘口峠−都民の森駐車場」
標高1,531m、歩行距離5.5km、標高差531m、累積標高差+630m−630m
三頭山より富士山
【場所】
東京都の西の端、奥多摩南部の山。
西峰は山梨県と東京都県境に、中央峰・東峰は東京都にある。
前回登った川苔山とは、奥多摩湖を挟んで反対側に位置する。
バスでも行けないことはないが、車向きの山と言えるだろう。
【ルート】
ガイドブックに載っていたグルリップコース。
ハイキングコースといって良い。
※この地図は、国土地理院測量結果「数値地図12500(地図画像・・・Web閲覧サービス゛「ウォッちず12500」)」「数値地図50mメッシュ(標高)」をもとに、KASHMIR 3Dを用いて作成したもの。
以下、本文中に掲載のカシバード画像も同様。休憩地点は三頭大滝、白四角の地点と西峰山頂。
【所要時間】
場所 |
駐車場 |
三頭大滝 |
テラス |
ムシカリ峠 |
西峰 |
中央峰 |
東峰 |
ベンチ |
鞘口峠 |
駐車場 |
計 |
標高(m) |
1,000 |
1,105 |
1,200 |
1,445 |
1,525 |
1,531 |
1,528 |
1,200 |
1,142 |
1,000 |
531 |
区間距離(km) |
1.4 |
0.5 |
1.0 |
0.4 |
0.1 |
0.0 |
1.2 |
0.2 |
0.7 |
5.5 |
|
累計距離(km) |
1.4 |
1.9 |
2.9 |
3.4 |
3.4 |
3.4 |
4.6 |
4.8 |
5.5 |
||
着時刻 |
7:15 |
8:03 |
8:22 |
8:59 |
9:11 |
9:54 |
9:56 |
10:33 |
10:42 |
10:59 |
3:16 |
発時刻 |
7:43 |
8:08 |
8:27 |
8:59 |
9:49 |
9:54 |
9:56 |
10:38 |
10:42 |
11:10 |
|
区間タイム |
0:20 |
0:14 |
0:32 |
0:12 |
0:05 |
0:02 |
0:37 |
0:04 |
0:17 |
2:23 |
|
区間タイム小計 |
0:20 |
0:46 |
0:12 |
0:48 |
0:17 |
2:23 |
|||||
所要時間累計 |
0:20 |
0:34 |
1:06 |
1:18 |
1:23 |
1:25 |
2:02 |
2:06 |
2:23 |
2:23 |
|
標準タイム |
0:35 |
0:50 |
0:15 |
0:50 |
0:30 |
3:00 |
|||||
標準タイム累計 |
0:35 |
1:25 |
1:40 |
2:30 |
3:00 |
3:00 |
|||||
歩行速度(km/h) |
4.1 |
2.2 |
1.8 |
0.9 |
1.8 |
0.9 |
2.0 |
2.4 |
2.6 |
2.3 |
・標準タイムはガイドブックのものを採用。山頂が三つあるが、西峰を三頭山と見立てた。
・さすがにハイキングコースのせいか、標準タイムはかなり遅めである。
・休憩は時刻を緑字で表記。大休止は太字。
【はじめに】
3月の三連休、当初天気予報はイマイチだったので、山行は計画していなかった。
が、直前の予報では、中日の土曜日は晴れそうである。
しかも、全国的に乾燥した晴天との予報で、視界がよいと見た。
二週連続ではあるが、是非とも行きたいところだ。
前回電車・バス山行で疲れたので、今回は車でないと行きにくいところで、且つ距離が短く楽そうなところから、三頭山に白羽の矢を立てた。
もちろん、帰りの温泉もポイントだ。
5時出発でシミュレーションしてみると、到着は7時と出た。
そこまで早くなくても良いということで、5時起床で計画。
というわけで、色々準備をして、1時頃就寝した。
【これより本題】
ちょっと遅めの5:10過ぎに起床。
朝食を食べ、5:30頃には出発できた。
もう結構明るくなっていて、走っている間に夜が明けた。
真冬より1時間ほど日の出が早まっている。
首都高外苑付近の反対車線で、スピンして事故ったスポーティカーの見物渋滞もたいしたことなく(たぶん事故直後)、順調に流れる。
予めシミュレーションしたルート(八王子まで高速)と異なり、NAVIのルートは、相模湖の向こう・上野原ICまで高速で行くルートだった。
面倒なので、そのまま行く。
上野原ICから鶴川に沿って一般道を北上し、甲武トンネルを抜け、奥多摩周遊道起点の都民の森へ向かう。
7:15頃駐車場に着くと、なんとまだ開いていない。
奥多摩周遊道路も閉鎖されている。
ローリング族対策か、夜間は走らせないようだ。
8時オープンの表示を見て、仕方なく、下の職員用駐車場に車を置き、歩いて引き返してみると、駐車場が開いていた。
どうやら、ちょっと早く7:30にオープンしたらしい。
無駄足となるが、もう一度車をとってきて、ちゃんと駐車場に入れた。
トイレを済ませて出発。
トンネルの手前左に階段を登る。
上に見えている建物は、森林館だ。
檜チップが敷き詰められたハイキングコースを進む。
フカフカして気持ちいい。
右に回り込んでいくと、市道山・生藤山・土俵岳と東京湾が見えるスポットが・・・。
写真では東京湾はわからないか?肉眼では市道山の上に見えた。
天気が良くてポカポカだ。
三頭大滝に到着。
滝見橋の上から滝を眺めたら、ベンチでタバコ休憩。
出発。
大滝休憩小屋が見える。
小屋の先から、階段が始まっていた。
左の渓流に沿って登ると、石山の路・深山の路を経て大沢山1,482mへ。
そこからもムシカリ峠経由で三頭山へ行けるらしい。
(冒頭のルートマップを参照。左下のルートだ)
今日のルートはここを右折だ。
こちらにも渓流が流れている。
ここから登山道となる。
何回も渡渉を繰り返しながら、徐々に高度を上げていく。
写真右側に写っているテラス(1,200m)で休憩。
タバコを吸ったら、出発。
ここはブナの路と呼ばれるコースだ。
ガサガサ音がするので、ジッと見ると、キジ?が斜面を歩いていた。
雪渓が登場。
登山道には全く雪がなかったが、日蔭には結構残っていた。
大きく源流部の谷を巻いて、一登りすると、ムシカリ峠に到着。
標識には、山頂まで15分と書かれていた。
右折して、最後の登りに取りかかる。
途中、山頂を巻く御堂峠への分岐があったが、もちろん左の山頂を目指す。
ちょっとの登りで山頂に到着。
4人のハイカーが休憩中だった。
1/25,000地図ではわからなかったが、3つのピークがあるから三頭山と呼ばれているのか?
標識によると、ここは三頭山西峰1524.5m。
山頂広場は、霜柱が融けかかっていて、一部ぬかるんでいた。
標識に「山梨百名山」と書かれていたから、ここは山梨県・東京都の県境にあるのだろう。
南西に目を転じると、富士山の素晴らしい眺め。御正体山(みしょうたいやま)1,682mや三ツ峠山1,785mもくっきり。
天気に恵まれ、素晴らしい景色だ。
北には、雲取山2,017m・鷹ノ巣山1,736mが目立つ。
こちらも雲一つない。
富士山の見えるベンチに陣取り、まったりする。
腹が減ったので、いつものカップ麺の準備に取りかかる。
お湯が沸くのを待つ間に、登頂証拠写真を撮ってもらった。
バックは雲取山である。
じっとしていたら寒くなってきたので、食後の一服を吸ったら、出発。
一旦下ったところが、御堂峠1,510m。
右に巻き道があるが、ここから登り返す。
テーブル付ベンチで食事中の人達の横を通過し、三頭山中央峰1,531m到着。
こちらが最高峰だが、眺望はイマイチだ。
小さく下って登り返すと、すぐに三頭山東峰1,527.5m。
こちらも眺望はイマイチだ。
三頭山は、西峰が一番良かった。
東峰のすぐ先に、展望台があった。
御前山(ごぜんやま)1,405m・大岳山(おおだけさん)1266.5m・馬頭刈山(まづかりやま)884mがクッキリ。
山頂部から下り、巻き道と合流。
左折して、鞘口峠方面へ。
なだらかな下り。
途中、2箇所ほど、遊歩道と登山道に別れていたので、登山道を選択。
初心者コースにしては、スリルのある道だ。
細い道が続く。
ベンチ(1,200m)で休憩。
鞘口峠(さいぐちとうげ)1,142m到着。
左折すると奥多摩湖に通じているようだが、通行止めになっていた。
直進すると、月夜見山・御前山への長大な縦走コースとなっている。
右折して、駐車場に向かう。
橋を渡って右折すると、里山休憩小屋のところに出る。
その先の道は舗装されている。
左に登山道らしい道があったので、舗装路から外れて、地道に向かう。
川沿いの道を下ると、案内所に到着。
駐車場は満車になっていた。
振り返ると、こんな感じ。
なんと午前中で山行は終わってしまった。
タバコを一服し、トイレを済ませたら出発する。
次は温泉だ。
秘湯蛇の湯温泉「たから荘」でまったり。
風呂上がりに、山女魚の塩焼きと、ざる蕎麦に舌鼓を打つ。
なんだかんだで、出発は13時頃となった。
帰りは、高速代を節約するため、八王子まで一般道を使う。
若干の混雑はあったが、一般道・中央道は概ね順調に流れ、首都高の新宿手前で渋滞に巻き込まれた。
その後、京葉道入り口の事故渋滞を避け、湾岸に迂回したので、結構時間がかかってしまった。
自宅には16時頃到着。
というわけで、今回の山行も無事終わった。
感謝!!
今回も、天気に恵まれ、楽しいハイキングができた。
さすがに楽なコースだけあって、筋肉痛・膝痛もでなかった。
【コスト】
用途 |
内容 |
費用 |
高速 |
京葉道(武石−京葉口)往復 |
400 |
首都高(篠崎−高井戸)往復 |
1,120 |
|
中央道 均一区間(高井戸−八王子)往復 |
1,200 |
|
中央道(八王子−上野原) |
800 |
|
食料 |
スポーツドリンクペットボトル×1(予め買ってあった) |
120 |
天然水ペットボトル×1(コンビニ) |
100 |
|
カップラーメン(予め買ってあった) |
139 |
|
ざる蕎麦(たから荘) |
735 |
|
山女魚塩焼き(たから荘) |
735 |
|
土産 |
わさび漬け |
367 |
温泉 |
蛇の湯温泉 たから荘 |
1,000 |
合計 |
7,349 |
近場とはいえ、車で行くと結構金がかかる。
とはいえ、今更やめられませんなぁ。
さぁ、次はどこに行こうか。
(Homeへ)
お終い。