山行記録2009/11 小楢山 (こならやま)
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【日程】 2009年11月22日(日)
【天気】 曇り
【メンバー】 会社の同僚N.I
【概要】 「焼山峠−新道−一杯水−小楢山−一杯水−旧道−焼山峠」
最高到達点標高1,713m、歩行距離5.5km、標高差187m、累積標高差+333m−333m
小楢山 山頂
【場所】
奥秩父・国師ヶ岳のほぼ真南に位置する。
【ルート】
焼山峠よりピストン。途中、新道と旧道があったので、両方利用した。
※この地図は、国土地理院測量結果「数値地図12500(地図画像・・・Web閲覧サービス゛「ウォッちず12500」)」「数値地図50mメッシュ(標高)」をもとに、KASHMIR 3Dを用いて作成したもの。
以下、本文中に掲載のカシバード画像も同様。休憩地点は、山頂のみだ。
【所要時間】
場所 |
焼山峠 |
的石 |
一杯水 |
小楢山 |
一杯水 |
的石 |
焼山峠 |
計 |
標高(m) |
1,526 |
1,630 |
1,636 |
1,713 |
1,636 |
1,630 |
1,526 |
187 |
区間距離(km) |
1.9 |
0.1 |
0.7 |
0.7 |
0.1 |
1.9 |
5.5 |
|
累計距離(km) |
1.9 |
2.0 |
2.8 |
3.5 |
3.6 |
5.5 |
||
着時刻 |
9:30 |
10:36 |
10:45 |
10:55 |
11:53 |
12:00 |
12:33 |
2:39 |
発時刻 |
9:54 |
10:36 |
10:46 |
11:46 |
11:53 |
12:00 |
12:50 |
|
区間タイム |
0:42 |
0:09 |
0:09 |
0:07 |
0:14 |
0:40 |
2:01 |
|
区間タイム小計 |
0:42 |
0:18 |
0:21 |
0:40 |
2:01 |
|||
所要時間累計 |
0:42 |
0:51 |
1:00 |
1:07 |
1:21 |
2:01 |
2:01 |
|
標準タイム |
0:40 |
0:30 |
0:25 |
0:40 |
2:15 |
|||
標準タイム累計 |
0:40 |
1:10 |
1:35 |
2:15 |
||||
歩行速度(km/h) |
2.7 |
0.8 |
4.9 |
6.2 |
0.5 |
2.8 |
2.7 |
・標準タイムは、山梨市HP掲載のタイムを採用。
・チョロいとなめてかかったのであるが、小さなアップダウンが多く、楽ではなかった。
・的石の手前区間は、登りは新道を利用、下りは旧道を利用した。
・標高差は少ないが、実は昨日の茅ヶ岳より標高が高い。
・休憩は時刻を緑字で表記。大休止は太字。
【はじめに】
茅ヶ岳を済ませ、昨晩乾徳山の登山口・徳和の駐車場で車中泊したのだった。
前日同様、満天の星空が美しかった。
夜中に目が覚めた時も、星空だった。
しかしである。
朝起きてみると、空はどんよりしているではないか。
雲がどんどん風で流されていて、今にも降り出しそうな感じだ。
天気予報を確認すると、曇り後雨とのこと。
予定の乾徳山は、距離10kmでコースタイム6時間とちょっと長めである。
しかも山頂付近の岩場が売りの山である。
そんなところで雨になったら危険だし、雨が降ったからと行ってすぐ下山できる距離でもない。
即やめる決断をした。
せっかくなので、別の所に行きたい。
先ず候補に挙がったのは、大菩薩嶺。
前回眺望がイマイチだったところだ。
でも今回もイマイチなのは間違いない。
次の候補は、大弛峠まで車で行って、軽く国師ヶ岳ピストンをする案だ。
これなら距離も短いからリスクも少なかろう。
あまり深くも考えず、この案を採用した。
一旦R140まで下り、コンビニで林道が通行可能か確認する。
OKとの情報に勇気を得て、早速琴川ダム方面に向かう。
クリスタルラインをひた走り、林道入り口に辿り着くと、なななんとゲートが閉まっているではないか。
まさにやられたって感じ。
しかし、ゲート横の看板には、12/1に閉鎖と書かれている。
コンビニのおじさんの言葉は決して嘘ではなかったのである。
帰ってから調べると、「積雪のためゲート閉鎖」となっていた。
そういえば、茅ヶ岳から見た奥秩父は雪が付いていたっけ・・・。
ゲートに車を駐め登って行く人もいたが、大弛峠まで10km以上の林道歩きである。
今日のコンセプトである「ささっと済ます」とは相容れない。
こんな山奥まで来てしまうと、もう取り返しが付かない。
別のプランに切り替えるのも、時間的に至難の業だ。
途方に暮れつつ、引き返してくると、「金峰泉」の看板が目に付いた。
なんのプランもないのだから、とりあえず見に行くことにする。
行ってみるとなかなか良い感じの温泉宿が建っていた。
カウンターで日帰り入浴可能か聞いてみるとOKとのこと。
早速、朝湯と洒落込んだ。
湯上がりにオーナーと話をすると、ゲートは毎年予定の日程通りに閉まらず、困っている人が多いとのこと。
昨晩泊まった人は、逆に乾徳山に行ったらしい。
休憩所の観光マップにあった小楢山について聞くと「いい山ですよ」とのこと。
急遽、小楢山に行くことにした。
【これより本題】
温泉から車でちょっとの所に焼山峠がある。
峠の駐車場には既に3台車が駐まっていた。
皆さん、どちらに行っているのか。。。
案内図の横から登山道が続いていた。
早速出発。
防火帯のような広々とした斜面を登り始める。
アップダウンを繰り返すと、新道・旧道分岐に出る。
静かな道ではあるが、この間1パーティとすれ違った。
往きは新道を利用する。
急登を登って振り返ると、金峰山らしい山が目に入ってくる。
的石という奇岩を眺め先に進むと、一杯水という水場のある分岐に到達する。
この時期、水場は涸れていた。
斜面を登っていくと、少しだけ残雪があった。
すぐに小楢山山頂1,713mに到着。
曇っていて寒いので、紅茶タイムとする。
マッタリしている間に、どんどん人がやってきて、あっという間に満員に。
さすがは山梨百名山、結構来る人がいるものだ。
山頂までに3パーティとすれ違ったし、山頂では反対側から団体さんがやってきた。
皆さん、お好きですなぁ。
小一時間マッタリしたところで、下山開始。
本来なら、富士山など素晴らしい眺望が見られるはずだったが、この天気では仕方あるまい。
残念だ。
帰りは左折して旧道へ。
こちらからの方が的石がよく見えた。
的石に限らず、この辺りの岩はパックリ割れてしまう性質らしい。
旧道は巻き道となっている。
眺望こそないが、なだらかなため、下りはこちらの方が安全だ。
すぐに新道と合流。
所要時間はこちらの方が早いのではないか。
再びアップダウンをこなし、駐車場に到着。
何とか雨には降られずに済んだ。
帰る途中、恵林寺の近くの「花かげの湯」で汗を流す。
といっても大して汗をかいてはいないが・・・。
露天風呂に入っていると、薄日が差している。
予想以上に天気が保ったようだ。
(混雑していて写真が撮れなかったので、Official HPより)
中央道に向かう途中、ちょっと遅い食事をとる。
たまたま大菩薩嶺の帰りに立ち寄った名物ほうとうの店だ。
といっても食べたのは、野菜天盛り合わせ。
それとざる蕎麦。
山梨らしくない食べ物だったかな(^^;
というわけで、今回の山行も無事終わった。
感謝!!
天気予報が当たり、自分の予想より天候が崩れたものの、なんとか雨には降られないで済んだ。
予定が狂って、乾徳山は来年に持ち越しか。。
ちょっと物足りなさは否めない。
ちなみに筋肉痛・膝痛は全くなし。
【コスト】
用途 |
内容 |
費用 |
ガソリン |
46.45L(@119.0) 539.1km、11.6km/L、5,528円 ※ |
3,534 |
有料道路 |
中央道(勝沼−八王子)ETC休日特別 900 ※ |
450 |
第三京浜(港北−保土ヶ谷) |
100 |
|
首都高(保土ヶ谷−湾岸市川)ETC休日 |
500 |
|
東関道(市川−湾岸習志野)ETC休日 |
300 |
|
食料 |
ざる蕎麦+野菜天 |
1,230 |
みやげ(花かげの湯) |
1,110 |
|
アイスクリーム(花かげの湯) |
300 |
|
温泉 |
金峰泉 |
700 |
花かげの湯 |
500 |
|
小計 |
8,724 |
|
合計 |
13,336 |
※二人で半額。ガソリンは距離で按分負担。
意外にかかってしまったが、二日でこんなもんなら、許容範囲内か?
いずれにしても、財政は厳しい状況である。
さぁ、次はどこに行こうか。
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