山行記録2010/1 大岳山 (おおだけさん)
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【日程】 2010年1月10日(日)
【天気】 快晴(^^;
【メンバー】 会社の同僚N.I
【概要】 「御岳平−御岳山−芥場峠−大岳山−鍋割山−奥の院−御岳平」
最高到達点標高1,267m、歩行距離10.6km、標高差437m、累積標高差+1,077m−1,077m
御岳平からの展望
【場所】
大岳山は、奥多摩の観光地・御岳山の南西側奥にある。
観光地なので、ケーブルカーもあり、アプローチが良い。
【ルート】
ガイドブックに載っていたコース。
御岳平までケーブルカーで登り、大岳山までの縦走。
往きと帰りでルートを変え、ミニグルリップが可能。
※この地図は、国土地理院測量結果「数値地図12500(地図画像・・・Web閲覧サービス「ウォッちず12500」)」「数値地図50mメッシュ(標高)」をもとに、KASHMIR 3Dを用いて作成したもの。
以下、本文中に掲載のカシバード画像も同様。休憩地点は、白四角の地点と山頂だ。
【所要時間】
場所 |
御岳平 |
御岳山 |
展望台 |
天狗の 腰掛松 |
芥場峠 |
休憩 |
大岳 山荘 |
大岳山 |
大岳 山荘 |
鍋割山 |
奥の院 山頂 |
天狗の 腰掛松 |
御岳平 |
計 |
標高(m) |
830 |
912 |
857 |
850 |
1,009 |
1,038 |
1,149 |
1,267 |
1,149 |
1,084 |
1,077 |
850 |
830 |
437 |
区間距離(km) |
1.2 |
0.5 |
0.5 |
1.7 |
0.4 |
0.9 |
0.3 |
0.3 |
1.8 |
0.5 |
0.8 |
1.5 |
10.6 |
|
累計距離(km) |
1.2 |
1.7 |
2.3 |
4.0 |
4.4 |
5.3 |
5.7 |
6.0 |
7.8 |
8.3 |
9.1 |
10.6 |
||
着時刻 |
8:00 |
8:43 |
8:59 |
9:14 |
9:47 |
9:54 |
10:26 |
10:50 |
13:18 |
13:52 |
14:06 |
14:54 |
15:25 |
7:02 |
発時刻 |
8:23 |
8:50 |
9:04 |
9:14 |
9:47 |
10:03 |
10:34 |
12:58 |
13:22 |
13:52 |
14:28 |
14:54 |
15:40 |
|
区間タイム |
0:20 |
0:09 |
0:10 |
0:33 |
0:07 |
0:23 |
0:16 |
0:20 |
0:30 |
0:14 |
0:26 |
0:31 |
3:59 |
|
区間タイム小計 |
0:20 |
- |
0:10 |
0:33 |
0:30 |
0:16 |
0:20 |
0:30 |
0:40 |
0:31 |
3:50 |
|||
所要時間累計 |
0:20 |
- |
0:30 |
1:03 |
1:10 |
1:33 |
1:49 |
2:09 |
2:39 |
2:53 |
3:19 |
3:50 |
3:50 |
|
標準タイム |
0:25 |
- |
0:15 |
1:00 |
0:35 |
0:20 |
0:15 |
0:55 |
0:35 |
0:30 |
4:50 |
|||
標準タイム累計 |
0:25 |
- |
0:40 |
1:40 |
2:15 |
2:35 |
2:50 |
3:45 |
4:20 |
4:50 |
||||
歩行速度(km/h) |
3.6 |
3.7 |
3.2 |
3.2 |
3.3 |
2.4 |
1.3 |
0.9 |
3.7 |
2.2 |
1.8 |
3.0 |
2.7 |
・標準タイムは、ガイドブック記載のタイムを採用。
・登りは快調なペース。
・大岳山からの下りは、滑る圧雪に手こずり、標準タイムより遅かった。
・ガイドブックのルートは、奥の院を巻いている為、その分タイムオーバー。
・最後の御岳平までの区間は、平坦な舗装路なので、誤差だろう。
・休憩は時刻を緑字で表記。大休止は太字。
【はじめに】
本格的な冬を迎え、凍結や積雪でアプローチに不安を感じるようになって来た。
ノーマルタイヤで行ける所は限られる。
山梨県辺りでも、路面凍結リスクは高い。
特に林道は避けたい感じだ。
というわけで、かねてから気になっていた、奥多摩の大岳山(日本二百名山)へ行くことにする。
ここなら、標高も高くないので、山自体も不安はないし、観光地だからアプローチも問題なかろう。
車中泊は寒そうだし、距離も近いので、久々に早朝出発のプランとする。
尤も、ケーブルカーの始発が7:30なので、早く行っても意味がないのであ〜る。
4:30起床・5時出発で計画する。
始発かその次に乗れるだろう。
【これより本題】
八王子ICを6時半ころ出て、コンビニで飲み物を調達。
奥多摩に向かって一般道を進む。
御岳ケーブルカーが近づくころには、道端に雪が目に付くようになった。
最近雪が降ったっけ?
路面凍結の恐れがあるため、スピードを緩めて進む。
どうにか無事にケーブルカーの駅まで辿り着いた。
急いで切符を買い、始発の次のケーブルカーにちょうど間に合った。
辺りの木々には雪が付いており、やはり雪が降った直後か?
千葉は全く降っていなかったが・・・。
御岳平より奥多摩の山々を見ながら一服。
タバコがうまい。
こんな風に見えるはずだが、ちょっと霞んでいて、目視では見えるが、写真には写らない。
まったりしたら出発。
雪掻きして集められた雪が端のほうにある。
上のほうには雪があるかも。。。
舗装された道を進む。
宿坊の屋根や道の端にも雪が残っている。
土産物屋が並んだ一角を抜け、御岳神社への石段を登る。
御岳神社境内から、奥日光の山々が見えた。
大平山・太郎山辺りか。
真っ白な太郎山・男体山がうっすら見える。(デジタルズームなので、画質悪し)
こんなに雄大に見えるとは思わなかった。
展望図ではこんな感じ。このくらい写るといいのだが・・・。
本殿にお参りし、今年の山行の無事と好天を祈願する。
下りは、近道を行く。
こちらは地道だ。
展望台に寄り道し、下界を望む。
日陰に残る雪。
踏みしめると、キュッキュッといい感じ。
新雪っぽいが。。。
このピークは奥の院らしい。
帰りに登る予定。
こちらは大岳山。
頭が覗いている。
登山道に戻る。
やや下りの平坦な道を進む。
のどかだ。
天狗の腰掛け杉。
(地図には「松」となっているが、「杉」が正しいようだ)
分岐になっており、左に進む。
緩やかに下ると、谷筋には残雪が
七代の滝からの道と合流。
休憩所があったが、日陰で寒々している。
もちろん通過。
ここは直進。
道は左に曲がり、谷筋を離れていき、登りとなる
たいした傾斜ではないが、だらだらとした登りで結構きつい。
日陰の斜面なので、雪が多め。
後続をぶっちぎり、芥場峠(あくたばとうげ1,009m)に到着。
休憩したいところだが、日陰で寒いし、適当な場所もないので通過。
鍋割山からの道と合流し、なだらかになった辺りで休憩。
またまたタバコがうまい。
いったん緩やかに下り、また登りとなる。
大岳山荘の展望台(老朽化して立ち入り禁止)からの富士山。
行きそびれた御正体山(みしょうたいやま)も見えていた。
丹沢もばっちり。
丹沢山・蛭ヶ岳・檜洞丸・大室山といった丹沢の主役たちの後ろに、箱根の神山が頭を覗かせていた。
最後の登りに取り付く。
雪が多くなってくるが、アイゼンを着けるほどではない。
岩場もちょっとだけある。
ここは雪がないので楽勝。
大岳山山頂1,267mに到着。
すでに多くの人がいる。
富士山をバックに登頂証拠写真。
富士山アップ。ほんとに絵になる山だねぇ。
カップ麺を食べ、日向ぼっこをして、たっぷりまったりする。
めちゃめちゃ暖かいから、こんなにゆっくりできるのだ。
定番となりつつあるお汁粉もうまかった。
2時間ほどのんびりしたら、下山開始。
もう一度富士山を目に焼き付ける。だいぶ雲が出てきた。
階段状の岩場を下る。
この後の圧雪路がツルツル滑って難儀した。
それで標準タイムオーバー。。。
帰りは左の鍋割山方面へ。
鍋割山山頂1,084m。
視界が開けていないので通過。
ガイドブックのコースや地図上の登山道は、巻き道経由っぽかったが、奥の院山頂へ。
意外と急登だったりする。
奥の院山頂1,077mに到着。
別名「男具那ノ峰(おぐなのみね)」らしい。
祭られている神様の名前か?
下界がきれいに見える。西武球場のある狭山丘陵が近い。
双眼鏡をのぞくと、建設中の新東京タワー(スカイツリー)や房総半島まで見えた。
直進方向に踏み跡があるが、そちらは間違い。
外人さんパーティが引き返してきた。
右折して急降下するのが正解。
ちょっと下ったところにある社が奥の院だ。
ここで巻き道と合流している。
鎖場を慎重に通過。
まるで杉並木のような道。
杉にNoがふってある。
どうやら奥の院への参道ということのようだ。
奥多摩の山々が美しい。
以前登った川苔山(かわのりやま)が見えていた。
天狗の腰掛杉で、往路に合流し、御岳平へ。
こちらも、下界が美しい。
まったりしたら、ケーブルカーで一気に下界へ。
楽チンだ。
次は温泉だ。
今回、カーナビのデータを設定していたSDカードを認識しなかったので、場所がよくわからない。
適当に走っていたら標識を発見。
なんとか「日の出つるつる温泉」に辿り着いた。
やはり地図も用意しておかないとダメか?
ちなみに混雑していたので、写真はWebから拝借。
というわけで、今年の初山行も無事終わった。
感謝!!
天気はまずまずで、思いがけず雪もあって楽しめた。
富士山の眺望もよかったし、山頂がポカポカだったので、かなりマッタリすることができた。
というわけで、結構満足度が高かった。
新年を飾るにふさわしい山行といえよう。
ケーブルカー利用ということでなめていたのであるが、カシミールによるとかなりの累積標高差となった。
この辺り、感覚と合わないが、距離が長かったので、傾斜がゆるかったのだろう。
その割には、登りはきつかったのであるが・・・。
正月で体がなまっていたのかも(^^;
トータルでは楽だった(やはり涼しい時期がいい)こともあり、筋肉痛・膝痛ともになし。
軟弱登山隊としては、この位がちょうどいいようだ。
【コスト】
用途 |
内容 |
費用 |
ガソリン |
27.38L(@116.0) 312.4km、11.4km/L、3,176円 ※ |
2,788 |
駐車場 |
滝本駐車場 ※ |
1,000 |
有料道路 |
京葉道(武石−京葉口)往復 |
200 |
首都高(篠崎−高井戸)ETC深夜 |
560 |
|
中央道(均一区間)ETC夜間 往復 |
800 |
|
首都高(高井戸−篠崎)ETC休日 |
500 |
|
ケーブルカー |
滝本−御岳平 往復 |
1,090 |
食料 |
ホットロイヤルミルクティ(コンビニ) |
140 |
スポーツドリンク(予め買ってあった) |
130 |
|
水ペットボトル(予め買ってあった) |
89 |
|
カップ麺(予め買ってあった) |
138 |
|
山菜釜飯(つるつる温泉) |
940 |
|
かき揚げ(つるつる温泉) |
230 |
|
温泉 |
つるつる温泉 |
800 |
合計 |
|
9,405 |
※二人で半額。ガソリンは距離で按分負担。
久々に1万円を切ることができた。
近場の割には高いか?
千葉に住んだのが失敗だったが、後の祭り。。
さぁ、次はどこに行こうか。
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