山行記録2010/5 武尊山 (ほたかやま・ほたかさん)
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【日程】 2010年5月22日(土)
【天気】 晴れ
【メンバー】 会社の同僚N.I
【概要】 「武尊牧場駐車場−武尊牧場キャンプ場−武尊避難小屋−ゼビオス岳−中ノ岳−武尊山(ピストン)」
最高到達点標高2,158m、歩行距離19.4km、標高差1,077m、累積標高差+1,335m−1,335m
谷川連峰・朝日岳
【場所】
群馬県北部にある武尊山。
単独峰だが、周囲を山に囲まれているから、上越国境や尾瀬・日光方面の眺望が期待できる。
【ルート】
ガイドブックに載っていたのは北西側の武尊神社からのルートだったが、かなりアップダウンが激しい。
南東側の武尊牧場からのルートを採用。
但し、本来こちらのルートは林道で武尊牧場キャンプ場近くの東俣駐車場まで入り込めるのだが、事前の調査で通行止めが判明。
なんと、3年前の土砂崩れにより、復旧のめどが立っていないのだとか・・・。
スキー場のリフトを使うか、1時間余分に歩くかという選択肢らしい。
生憎、スキー場としてはシーズンが終わっており、夏山リフトは6/5から営業というタイミングの悪さ。
というわけで、スキー場内を歩きで行くことにした。
その結果、とんでもない距離となってしまったのであった。
※この地図は、国土地理院測量結果「数値地図12500(地図画像・・・Web閲覧サービス「ウォッちず12500」)」「数値地図50mメッシュ(標高)」をもとに、KASHMIR 3Dを用いて作成したもの。
以下、本文中に掲載のカシバード画像も同様。休憩地点は、白四角と山頂である。
【所要時間】
場所 |
駐車場 |
東屋 |
登山口 |
避難 小屋 |
休憩 |
中ノ岳 |
水場 |
武尊山 |
水場 |
分岐 |
難所下 |
休憩 |
避難 小屋 |
東屋 |
駐車場 |
計 |
標高(m) |
1,081 |
1,475 |
1,494 |
1,758 |
1,865 |
2,144 |
2,114 |
2,158 |
2,114 |
2,100 |
1,939 |
1,865 |
1,758 |
1,492 |
1,081 |
1,077 |
区間距離(km) |
3.5 |
0.2 |
2.6 |
1.4 |
1.1 |
0.3 |
0.6 |
0.7 |
0.1 |
0.6 |
0.6 |
1.2 |
2.6 |
3.9 |
19.4 |
|
累計距離(km) |
3.5 |
3.7 |
6.3 |
7.7 |
8.7 |
9.0 |
9.7 |
10.3 |
10.5 |
11.1 |
11.7 |
12.9 |
15.5 |
19.4 |
||
着時刻 |
3:00 |
7:47 |
8:06 |
9:16 |
11:04 |
12:22 |
13:25 |
13:53 |
14:36 |
14:42 |
15:16 |
15:49 |
16:25 |
17:20 |
18:47 |
12:10 |
発時刻 |
6:37 |
8:00 |
8:06 |
9:21 |
11:09 |
13:10 |
13:26 |
14:15 |
14:39 |
14:43 |
15:20 |
15:58 |
16:25 |
18:01 |
19:10 |
|
区間タイム |
1:10 |
0:06 |
1:10 |
1:43 |
1:13 |
0:15 |
0:27 |
0:21 |
0:03 |
0:33 |
0:29 |
0:27 |
0:55 |
0:46 |
|
|
区間タイム小計 |
1:16 |
1:10 |
2:56 |
0:42 |
0:24 |
1:29 |
0:55 |
0:46 |
9:38 |
|||||||
所要時間累計 |
1:10 |
1:16 |
2:26 |
4:09 |
5:22 |
5:37 |
6:04 |
6:25 |
6:28 |
7:01 |
7:30 |
7:57 |
8:52 |
9:38 |
||
標準タイム |
1:20 |
1:10 |
1:45 |
0:35 |
0:30 |
1:20 |
0:50 |
1:05 |
8:35 |
|||||||
標準タイム累計 |
1:20 |
2:30 |
4:15 |
4:50 |
5:20 |
6:40 |
7:30 |
8:35 |
||||||||
歩行速度(km/h) |
3.0 |
2.4 |
2.2 |
0.8 |
0.9 |
1.1 |
1.4 |
1.9 |
2.7 |
1.2 |
1.3 |
2.6 |
2.9 |
5.1 |
2.0 |
・標準タイムは、ガイドマップのタイムを採用。(当然、無雪期のタイムである)
・避難小屋以降は、小さなアップダウンが多かったのと、積雪量が増えて、意外に時間がかかった。
・倒木を乗り越える際、転倒し、その際ふくらはぎがつって時間ロス。
・中ノ岳手前の岩場で、鎖が雪に埋まっていたため、登り方の検討や雪の撤去でかなり時間がかかった。
・その後の雪原の登りでも太ももがつってスピードダウン。
・夏道では、中ノ岳山頂は通らずに巻いているが、ピークゲットしたため、余分なところを歩いている。標準タイムより時間がかかって当たり前。
以上により、避難小屋−中ノ岳間で大幅にタイムオーバーしている。
雪がなければどうってことない道なのだが、、、
・中ノ岳−武尊山間も、10分位余分なところ(山頂から分岐までの下り)を歩いている。これを除けば標準タイム内。
・下りも難所区間で時間がかかっているが、道間違いのロスタイムもある。
・避難小屋以降も道が不明瞭で、道間違いしてロス。
やはり雪山は道が出ていないので、ルートファインディングには慎重を期す必要がある。
特に下りは踏み跡がわかりにくいので、注意を要する。
ゼビオス岳を通過したはずだが、標識が埋もれていたのか山頂がどこかわからなかった。
・休憩は時刻を緑字で表記。大休止は太字。
【はじめに】
5月も終盤にさしかかり、そろそろ百名山山行に行きたいところだ。
といっても、あまり雪深いところはまだ無理だろう。
ということで、豪雪地帯からはちょっと外れた武尊山に白羽の矢を立てた。
日本百名山No.39である。
以前から気になっていた山ではあるが、どこから登っても結構ハードな山ということで、後回しになっていた。
豪雪地帯からちょっと外れているとはいえ、残雪が予想されるので、あまりアップダウンの激しいルートは採りたくなかった。
その観点から、ガイドブック掲載の武尊神社からのルートは断念。
比較的安全な武尊牧場ルートとした。
しかし、前述の通り、一番穏やかなルートの武尊牧場上部へのアプローチが、崖崩れのために使えないのだ。
スキー場を登っていくことになる。
しかも頼みの夏山リフトはまだ営業していない。(6/5より営業)
となると、問題は距離である。
雪道で長丁場となると、体力を消耗するし、時間もかかる。
事前のルート設定では、往復17kmとでた。
かなり厳しいが、傾斜が緩いから何とかなると踏んだ。
これがふたを開けてみると、ゲレンデの登りが実質使えず、スキー場内の舗装路を通らざるを得ないことが判明。
これでグッと距離が伸びて、19.4kmも歩くことになってしまった。
結果論ではあるが、夏道でも厳しいのに、雪道でこの距離は、我ながらよく行って来れたものだと感心するほどである。
ちなみに1日の距離としては、新記録である。
というわけで、距離が長いからには早出が望ましい。
夜行で登山口まで行き、仮眠後早朝出発のプランとした。
金曜日22時自宅出発で計画する。
例によって、3時くらいには駐車場に着くだろう。
【これより本題】
今回は関越方面だが、時間の関係で八王子でN.Iを拾い、食料を調達して中央道経由で外環に入る。
ちょっと距離は遠くなるが、例の1000円高速のおかげで高速料金は変わらないのだ。
ルートのおかげか、全く混雑なしに、快調に進む。
狭山SAで休憩し、沼田ICから県道64号線に入る。
真っ暗な山道をひた走り、武尊牧場スキー場に着いたが、駐車場も真っ暗だった。
営業していないのだから仕方あるまい。
先客が1台だけいたが、離れたところに駐める。
空を見上げると満天の星で、天の川がよく見えた。
これは景色が期待できそうだ。
星でものんびり眺めたいところだったが、眠さに負け、シュラフに潜り込んで仮眠した。
目を覚ますと、明るくなっていた。
周りは車で一杯だ。
さすがは百名山、皆さんさっさと出発していく。
こちらものんびりしていられない。
朝食をとり、準備を済ませて出発する。
階段を上ると、ゲレンデだ。
牧場なので、ゲレンデには柵が付いている。
リフトの所からゲレンデに入って登っていくが、どうやら中に入ってはいけなかったらしい。
他のパーティは、柵の外を歩いている。
これはいかんと出口を探すが、鉄条網に囲まれていて出口がない。
仕方なしに、下からくぐって、舗装路に出た。
最初のゲレンデ上部まで、40分もかかった。
リフトさえ動いていれば・・・。
武尊山には思ったより雪が多い。
大丈夫かな?
山頂部は見えておらず、武尊山を構成する他のピークだろう。
おそらく右側のピークが中ノ岳か?
右の尾根から回り込むことになるだろう。
南には赤城山が姿を現す。
赤城山と表記されている山が、以前登った黒檜山である。
キャンプ場を右に見て、分岐を左折し、武尊山に向かう。
案内図によると、山頂まで4時間とのこと。
昼位には着く?
1時間以上歩いたので、東屋で休憩。
先は長いぞ。
しばらく行くと、やっと駐車場からの道に合流。
そこから地道になる。(実質登山口)
木道を進むと、一面の雪原となる。
緩やかな登りとなり、踏み跡をたどると、避難小屋に到着。
林間にあり、湿原方面への分岐になっている。
ここで休憩。
小さなアップダウンを繰り返しながら、徐々に高度を上げていく。
このくらいの傾斜なら、雪道でも何とかなる。
途中、倒木を乗り越えるときに足を滑らせてしまった。
姿勢を崩した際、空中でふくらはぎがつってしまい、着地できずに転倒。
カチカチに固まった筋肉をもみほぐすまで、しばらく動けない。
カッコ悪っ!!
開けたところに出ると、右後方に至仏山(しぶつさん)が姿を現す。
近くてなかなか視界が良い。
燧ヶ岳(ひうちがたけ)もバッチリ。
難所の岩峰が迫る。
避難小屋から先行していたカップルが休憩していたが、ここで引き返したらしく、この後は出会わなかった。
どこを登るんだ?
雪の壁をキックステップで。
明らかに踏み跡は少ない。
朝あんなに大勢いた人達はどこに行ったのだろう。
見下ろすとこんな感じ。
かなりの急登だ。
鎖場。
ここは問題なし。
ここが問題の難所。
岩をよじ登った後の写真なので、わかりにくいが、鎖が雪に埋もれていて使用不能。
雪さえなければどうってことないV字状の岩場なのだが、手前の岩を登るのに、3点確保しようにも確保が甘く(指先とつま先しかかからない)、一つ外れたら支えきれないやっかいな状態だった。
ここでしばらく立ち往生。ルートを探す。
先行パーティはどうやって登ったんだろう。
といっても、踏み跡はどう見てもいいいとこ2−3人だ。
まず筆者が、岩の左から、木の枝に手を伸ばし、腕力で何とか岩をよじ登った。
相棒は届かないということで、岩の上の雪をどけて右のV字側からルートを確保する。
まるで土木工事だ。
最後は上から足で雪を蹴飛ばして、鎖を使って通れる隙間を確保して、何とか工事完了。
安全に登ることができた。
ここで大幅時間ロス。
難所をどうにか抜けたら、素晴らしい景色が待っていた。
北方には至仏山・会津駒ヶ岳・燧ヶ岳の素晴らしい眺望。
中ノ岳に向かって、雪原を登る。
ここで太ももの筋肉がつってしまい、またまた立ち往生。
筋肉がパンパンになって悲鳴を上げている。
疲労が蓄積しているのか?
意外と疲れは感じていないのだが・・・。
この岩峰が中ノ岳かと思ったら、まだ先にピークがある。
足が言うことを聞かない筆者を置いて、相棒が先行して偵察。
この先は藪で進めないので、左に巻いていく。
小ピークに辿り着いたところで休憩。
後で気づいたが、左を巻くはずだった中ノ岳山頂らしい。
雪で覆われていて、標識の類は見当たらなかった。
踏み跡をたどっていたら、偶然登ってしまったみたい。
藪の向こうに見えているのが、目指す武尊山群の最高峰。
通称、沖武尊だ。
腹が減ったし、疲れたので、ここで食事をとる。
素晴らしい景色を眺めてマッタリ。
武尊山の右側・北北西には、巻機山・越後駒ヶ岳が連なる。
北には越後駒・平ヶ岳・至仏山。
北北東には、平ヶ岳・至仏山・会津駒ヶ岳・燧ヶ岳。素晴らしい。
至仏山の雪も、まだかなり残っている。
北東の会津駒ヶ岳・燧ヶ岳。いずれも昨年登った百名山だ。
東には、奥白根山・男体山。
男体山が見えていたとは気づかなかった。
奥白根山にロープウェーで登ったのは、この方向だったようだ。
スキー場にはまだ雪があるようだが・・・。
西南西方向には、剣が峰の後に奥秩父・鳳凰・八ヶ岳・浅間山・北アが見えていたようだ。
薄くて見えるかな?
金峰山・瑞牆山が奥秩父。観音岳・地蔵ヶ岳が鳳凰山。赤岳・天狗岳・蓼科山が八ヶ岳。
霞沢岳・水晶岳・薬師岳・針ノ木岳・立山・鹿島槍ヶ岳・劔岳が北アルプス。
東南東方向、家ノ串岳・前武尊・川場剣が峰の後に赤城山。
黒檜山が赤城山最高峰だ。
前武尊分岐まで下って、中ノ岳を振り返る。
ここにザックをデポし、武尊山までピストンとする。
菩薩界の水をペットボトルに補給。
トラバースは慎重に。
っていうか、山側の足が疲れる!!!
雪の急斜面を登ってちょっと行くと、岩峰の横に日本武尊像が建っていた。
剣が峰分岐を過ぎると、すぐに武尊山山頂2158.3mだった。
やった〜。
今回かなりきつかっただけに、喜びもひとしおだ。
達成感が大きい。
しかも百名山オンパレードで、眺望が最高なのだ。
なかなかいい山だ。
こんな時間なので、山頂貸し切り。
素晴らしい景色を独占だ。
西に谷川連峰。その奥には苗場山。
前回登った仙ノ倉山も見えている。
西北西には白毛門・朝日岳。
北西には巻機山。
北北北西には八海山・越後駒ヶ岳。
南西は、剣が峰山の後に奥秩父・八ヶ岳・浅間山が見えていたようだ。
東には奥白根山・男体山。
南東は、川場方面尾根の後に皇海山。
西南西には、蓼科山・霧ヶ峰・浅間山・四阿山・本白根山・北アルプスが見えていたようだ。
常念岳・燕岳・針ノ木岳・鹿島槍ヶ岳・白馬岳が北アルプスだ。
心眼で見えるか??
マッタリしたいところであるが、時間が時間だ。
また長駆戻らなければならない。
特に例の難所は、なんとしても明るい打ちに突破しなければならない。
残念だが、早々に切り上げることにする。
雪の急斜面は、尻セードで一気に下った。
先が上っているので、変な方向へ滑落する心配なく滑ることができた。
それは楽しくて良かったのだが、止まるときに靴の上から雪が入って雪だらけである。
これではゴアテックスも形無しだ。
水場で給水後、分岐まで戻って、ザックを回収したら、帰りは雪面をトラバースする。
燧ヶ岳を正面に見てGo!
雪の斜面を振り返る。
ここはどこって感じ。
非日常の世界を堪能する。
とはいえ、トラバースは山側の足に負担がかかってしんどい。
雪が腐っていないのが救いだ。
平らなところに出るとほっとする。
至仏山・会津駒ヶ岳・燧ヶ岳が美しい。
が、いよいよ難所が近づいてきた。
まずは鎖場を下ったら、いよいよ難所が待っている。
いよいよ難所に突入。
写真では怖さがわからないのが残念だ。
難所の後の雪の急斜面もやっかいだ。
慎重に下る。
この岩が核心部だ。(下から見上げたところ)
岩の上の雪を工事して落としたので、安全に通過できるようになった。
(登りですれ違った方が、更に工事を進めてくれたようだ)
次に行く人は楽だろう。
ここまで来ればもう大丈夫。
もう危ないところはない。
一安心である。
岩場を振り返る。
丸の辺りが難所の核心部である。
ほっと一息。
難所を越えた安堵感からか、タバコがうまい。
至仏山を眺めてマッタリ。
燧ヶ岳もGood!
奥白根山もBeautiful!!
道を間違え、ゼビオス岳の裏側に降りてしまうところだったが、途中で気づき、地図とコンパスで方向を見定め、軌道修正して事なきを得た。
視界が良いから何とかなったが、ホワイトアウトしていたら、ヤバかっただろう。
雪道の難しさを、身をもって体験してしまった。
正直、避難小屋が見えたときはうれしかった。
が、ここから先も道が不明瞭である。
特に、平坦な樹林帯では、目標になるものがなく、コンパスのみが頼りである。
暗くなったら完全アウトだ。
花咲湿原分岐まで降りてきた。
ここからはハイキングコースで、雪もほとんどない。
またまた一安心。
登山口着。
あ〜しんど。
ここまで来れば、後は舗装路歩きのみ。
暗くなっても大丈夫。
ということで、近くの東屋でティータイム。
のんびり疲れを癒す。
あんな所までよく行ってきたものだ。
と我ながら感心しながら、下っていく。
あんなに一杯駐まっていた車も、今はもぬけの殻。
駐車場には、うちの車だけがひっそりと待っていた。
早朝に出発していたし、皆さん、いったいどこに行って来たのだろう。
山頂まで行ったのは、我々の他は、登りですれ違った2名+縦走者(いたかどうか不明だが)位だろう。
不思議である。
他に出会ったのは、小屋の手前で引き返したと思われる単独のおじさん。(ラジオがうるさかった)
前述の難所手前で引き返したと思われるカップル。
川場方面に下った単独の男性。
合計6名のみ。
残りの数十名は行き先不明である。
(車がなくなっているから、行方不明ではない)
まあ何はともあれ無事下山。
かなりの満足感がある。
距離が長い上(距離・歩数ともに1日の新記録)に、雪道だったから、ハードな山行だった。
傾斜が緩いルートだから仕方ないかも。。
承知の上で選択したのだから・・・。
思ったよりも雪が多かったが、腐っていなくて良かった。
腐った雪が出てきたら、甲武信岳のように途中敗退も覚悟しなければならないところだが、幸い締まっていて快適なスノウハイクができた。
良い時期に行ったようだ。
足の筋肉がつりまくったのは誤算だったが、空荷になってからの登りは大丈夫だったし、下りも問題なかった。
これは単なる運動不足としか言いようがない。
大阪にいたときのように、毎日の筋トレが必要と言うことだろう。
ささの湯で温泉に浸かって疲れを癒したら、どこかで眠ろう。
(時間が遅すぎて、食事のラストオーダーぎりぎり)
温泉で眠るというもくろみは、崩れ去ったのだった。
今回は渋滞関係なしに、眠くて仕方がない。
深夜に帰ることにして、途中の道の駅で、またまた車中仮眠。
4時過ぎに出発しガラガラの道を快調に走る。
家に着いたのは7時半頃だった。
というわけで、山行も無事終わった。
感謝!!
素晴らしい眺望に恵まれ、また、季節外れのスノウトレッキングも嫌と言うほど満喫できた。
久々に百名山をゲットできたし、超満足。
やはり百名山は良い。
きつかっただけに、翌日・翌々日は筋肉痛。
膝痛はなし。
【コスト】
用途 |
内容 |
費用 |
ガソリン |
35.18L(@126.0) 534.8km、15.2km/L、4,433円 ※ |
2,220 |
有料道路 |
京葉道(武石−京葉口)往復 |
400 |
首都高(篠崎−高井戸)ETC夜間 |
560 |
|
中央道(固定料金区間)ETC休日特別 往復 |
600 |
|
中央道・圏央道・関越道(八王子−沼田)ETC休日特別 往復 2,000円 ※ |
1,000 |
|
首都高(高井戸−篠崎)ETC休日 |
500 |
|
食料 |
ミルクティ(コンビニ) |
140 |
ランチパック(コンビニ) |
137 |
|
カップ麺(あらかじめ買ってあった) |
138 |
|
水ペットボトル(あらかじめ買ってあった) |
88 |
|
お茶ペットボトル(あらかじめ買ってあった) |
89 |
|
お茶ペットボトル(コンビニ) |
147 |
|
スポーツドリンク(コンビニ) |
147 |
|
ココア(狭山SA) |
120 |
|
今川焼き(N.I) |
100 |
|
ジュース(ささの湯) |
120 |
|
舞茸天そば(ささの湯) |
800 |
|
温泉 |
ささの湯 |
500 |
合計 |
|
7,805 |
※割り勘
これだけ遠くで、これだけ楽しんでこの値段なら、納得感は高い。
さぁ、次はどこに行こうか。
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