山行記録2010/12 茶臼山 (ちゃうすやま)
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【日程】 2010年12月5日(日)
【天気】 快晴(^^;
【メンバー】 会社の同僚N.I
【概要】 「山頂駅−五辻−茶臼山(ピストン)」
最高到達点標高2,384m、歩行距離5.4km、標高差153m、累積標高差+322m−322m
歩行時間2:03、所要時間3:07
天望台より南八ヶ岳
【場所】
北八ヶ岳・縞枯山と麦草峠の間に位置する。
ピラタス蓼科ロープウェイを使ったアプローチができ、お手軽スノーハイクが可能な立地である。
西側が開けているので、アルプスの展望が期待できる。
【ルート】
ピラタス蓼科ロープウェイ山麓駅まで車で入り、山頂駅から茶臼山までピストン。
往復2:30のお手軽ハイキングコースだ。
※この地図は、国土地理院測量結果「数値地図12500(地図画像・・・Web閲覧サービス゛「ウォッちず12500」)」「数値地図50mメッシュ(標高)」をもとに、KASHMIR 3Dを用いて作成したもの。
以下、本文中に掲載のカシバード画像も同様。休憩は、白四角と赤ピン地点だ。
【所要時間】
場所 |
山頂駅 |
森林浴 展望台 |
五辻 |
稜線 分岐 |
茶臼山 |
天望台 |
茶臼山 |
稜線 分岐 |
五辻 |
落とし物 捜索待ち |
森林浴 展望台 |
山頂駅 |
計 |
標高(m) |
2,231 |
2,206 |
2,158 |
2,308 |
2,384 |
2,375 |
2,384 |
2,308 |
2,158 |
2,184 |
2,206 |
2,231 |
153 |
区間距離(km) |
1.0 |
0.5 |
0.8 |
0.4 |
0.0 |
0.0 |
0.4 |
0.8 |
0.3 |
0.2 |
1.0 |
5.4 |
|
累計距離(km) |
1.0 |
1.4 |
2.3 |
2.7 |
2.7 |
2.8 |
3.2 |
4.0 |
4.3 |
4.5 |
5.4 |
||
着時刻 |
12:27 |
12:46 |
13:04 |
13:32 |
13:45 |
13:49 |
14:33 |
14:40 |
14:57 |
15:05 |
15:23 |
15:38 |
3:07 |
発時刻 |
12:31 |
12:54 |
13:05 |
13:32 |
13:47 |
14:32 |
14:33 |
14:40 |
14:57 |
15:15 |
15:23 |
15:40 |
|
区間タイム |
0:15 |
0:10 |
0:27 |
0:13 |
0:02 |
0:01 |
0:07 |
0:17 |
0:08 |
0:08 |
0:15 |
2:03 |
|
区間タイム小計 |
0:25 |
0:40 |
0:02 |
0:01 |
0:24 |
0:31 |
|||||||
所要時間累計 |
0:15 |
0:25 |
0:52 |
1:05 |
1:07 |
1:08 |
1:15 |
1:32 |
1:40 |
1:48 |
2:03 |
||
標準タイム |
0:35 |
0:40 |
0:02 |
0:02 |
0:30 |
0:45 |
2:34 |
||||||
標準タイム累計 |
0:35 |
1:15 |
1:17 |
1:19 |
1:49 |
2:34 |
|||||||
歩行速度(km/h) |
3.8 |
2.9 |
1.9 |
1.9 |
1.0 |
2.0 |
3.5 |
3.0 |
2.2 |
1.5 |
3.8 |
2.7 |
・標準タイムは、昭文社「山と高原の地図」のタイムを採用。
・標準タイムが不明な区間は予想値とした。
・いずれにしても、標準タイムは無雪期のものなので、あくまでも参考値。
それでもわかっている区間のタイムは大幅に速かった。
・休憩は時刻を緑字で表記。大休止は太字。
断面図でわかるように、なだらかなルート。
【はじめに】
車山(霧ヶ峰)を下山し、余った時間でもう一つ行きたいところだ。
美ヶ原に行きたいところだが、ビーナスラインの八島湿原の先が冬季閉鎖になっていたためボツ。
道が良さそうなピラタス蓼科ロープウェイに白羽の矢を立てた。(今年の4月に北横岳スノーハイクに行ったときは凍結なし)
ここには、未踏の茶臼山がある。
【これより本題】
車山肩から、白樺湖畔に戻り、ビーナスラインでピラタスの丘に向かう。
途中、日陰に圧雪路があったものの、平坦な場所で且つ直進だったので、なんとか無事通過できた。
融けかけていたのも幸いした。
ノーマルタイヤでは、どきどきものである。
やはりスタッドレスタイヤが欲しい!!!!! しかし予算が・・・。
12時頃ロープウェイ乗り場に到着。
準備をして、12:20発のロープウェイに滑り込む。
7分の空中散歩で、山頂駅に到着。
早速坪庭に出ると、意外に雪が少ない。
4月に来たときは一面真っ白だったのに・・・。
早速出発。
先ずはそのまま軽登山靴で歩いて行く。
すぐに森林浴展望台なる場所に到着。
なるほど景色が良い。
まだたいして歩いていないが、休憩する。
乗鞍岳が美しい。
御嶽山もバッチリ。
中央アルプスが広がっている。
南アルプスが近い。
最近いつも持ち歩いているシューズチェーンを装着して出発。
ここから、だらだらとした下りとなる。
木道が多いが、ある程度雪が乗っているので、さほど滑りはしない。
絶好の天気の中、気持ちいいスノーハイクだ。
あれが茶臼山か?
縞枯山じゃないくせに、縞枯れているのがおもしろい。
五辻の分岐を左折し、樹林帯の登りとなる。
リボンも何もないので、踏み跡だけを頼りに沢沿いに登っていく。
稜線まで登り詰めると、分岐に突き当たるので、右折して茶臼山方面へ。
左折すると縞枯山だ。
分岐は両山の鞍部に当たる。
傾斜がきつくなってくると、すぐに茶臼山山頂2,383m。
木に覆われて、視界はない。
ちょうど反対からやって来た人に写真を撮ってもらった。
右折してちょっと行くと、天望台と呼ばれる開けた場所に出る。
風が強くてかなり寒いが、景色は最高である。
南八ヶ岳の眺望が素晴らしい。
この時間、西北西の北アルプスは、さすがに薄くなってしまった。
さっき行った霧ヶ峰が低い。
ほぼ真西の乗鞍岳もうっすら。
御嶽山は、ほとんど見えない。っていうか写らない。
南西の中央アルプスもシルエットだ。
南南西の南アルプス。
南東には金峰山も見えた。
東には両神山。
強風を避け、岩陰に移動してマッタリ。
またもや腹が減ったので、景色を眺めながらカニ雑炊を食べた。
紅茶を忘れたこともあるが、寒い中ではありがたい。
身も心も温まる。
さて、ロープウェイの最終は、16時ちょうど発である。
余りのんびりはしていられない。
14:30過ぎに下山開始。
一気に下っていく。
五辻を過ぎて、相棒が軽アイゼンを片方なくすアクシデントがあり、捜索でちょっと時間ロスするも、最終一つ前の15:40発に滑り込みセーフ。
何とか余裕をもって下山できた。
次は温泉だ。
秘湯「明治温泉」を目指したが、思ったより標高が高く、またもや圧雪路の前に敗退。
後で考えると、北のメルヘン街道側から入ったのが失敗だったか。
近くの渋川温泉も閉鎖中でボツ。
仕方なくメルヘン街道を下っていくと、温泉の看板を発見。
これが石遊の湯(いしやすのゆ)だった。
ちょっと通り過ぎてから引き返し、狭い道を通って温泉へ。
あまりのひとけのなさに、ここもやっていないのでは・・・と不安が頭をもたげてきたが、温泉に着いたら電気が付いていた。
なんか穴場的で良い感じ。
当たりかも・・・。
露天風呂しかない温泉に浸かってご満悦。
(洗い場は室内)
最初は寒かったが、ポカポカになった。
この温泉はかなり気に入った。
お勧め!!!!!
温泉のすぐ横には、そば処「せゝらぎ」があった。
(経営は別のようだが、併設の施設みたい)
ここも当たりで、天ざるに舌鼓。
満足した。
というわけで、お手軽山行第二弾は幕を閉じる。
思いがけず、今シーズン最初のスノーハイクも満喫できたし、素晴らしい景色に出会えた。
無事に感謝!!!!!
筋肉痛 |
なし |
膝痛 |
なし |
靴擦れ |
なし(Lafumaを履いていた) |
【コスト】
用途 |
金額 |
アプローチ |
7,543 |
宿泊 |
0 |
飲食 |
2,447 |
その他 |
1,050 |
合計 |
11,040 |
二つも登ったし、素晴らしい景色も見られたし、コストパフォーマンスは高い。
さぁ、次はどこに行こうか。。。
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