山行記録2010/12 本仁田山 (ほにたやま)
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【日程】 2010年12月18日(土)
【天気】 快晴(^^;
【メンバー】 学生時代からの友人Y.U、会社の同僚N.I
【概要】 「氷川キャンプ場−奥多摩駅−安寺沢−大休場尾根−本仁田山−瘤高山−大根ノ山ノ神−鳩ノ巣駅」
最高到達点標高1,225m、歩行距離8.6km、標高差912m、累積標高差+994m−1,008m
歩行時間3:37、所要時間5:16
登頂証拠写真
【場所】
奥多摩駅と鳩ノ巣駅の中間・北側に位置する。
奥多摩湖より手前(東京寄り)である。
以前登った川苔山の南にあり、帰りに寄ろうかと思った位の位置関係。
【ルート】
電車で行く人が多いと思うが、今回は宴会付きで荷物が多いので、車で現地入り。
グルリップをしたいので、帰りは電車を利用して車まで戻ることにした。
宿泊は氷川キャンプ場とし、ここを拠点にグルリップ。
奥多摩駅から車道を歩いて安寺沢まで行く。
登山道に入り、大休場尾根まで一気の登り。
若干傾斜が緩み、尾根伝いに高度を稼ぐ。
本仁田山から瘤高山を回って下山。
大根ノ山ノ神から先は、以前登った川苔山の帰りと同じだ。
鳩ノ巣駅から電車に乗って奥多摩駅まで戻る。
※この地図は、国土地理院測量結果「数値地図12500(地図画像・・・Web閲覧サービス゛「ウォッちず12500」)」「数値地図50mメッシュ(標高)」をもとに、KASHMIR 3Dを用いて作成したもの。
以下、本文中に掲載のカシバード画像も同様。休憩は、白四角と赤ピン地点だ。
【所要時間】
場所 |
氷川 キャンプ場 |
奥多摩駅 |
安寺沢 |
乳房 観音 |
大休場 |
本仁田山 |
瘤高山 |
休憩 |
大根ノ 山ノ神 |
棚沢 |
鳩ノ巣駅 |
計 |
標高(m) |
327 |
336 |
530 |
552 |
806 |
1,225 |
1,102 |
802 |
645 |
387 |
313 |
912 |
区間距離(km) |
0.4 |
2.0 |
0.1 |
0.6 |
1.1 |
0.8 |
1.2 |
0.6 |
1.2 |
0.4 |
8.6 |
|
累計距離(km) |
0.4 |
2.4 |
2.5 |
3.1 |
4.2 |
5.0 |
6.2 |
6.9 |
8.1 |
8.6 |
||
着時刻 |
|
9:25 |
10:03 |
10:07 |
10:43 |
11:43 |
13:14 |
13:40 |
14:02 |
14:26 |
14:35 |
5:16 |
発時刻 |
9:19 |
9:29 |
10:03 |
10:11 |
10:53 |
12:57 |
13:14 |
13:47 |
14:02 |
14:26 |
|
|
区間タイム |
0:06 |
0:34 |
0:04 |
0:32 |
0:50 |
0:17 |
0:26 |
0:15 |
0:24 |
0:09 |
3:37 |
|
区間タイム小計 |
0:06 |
2:00 |
0:17 |
0:41 |
0:33 |
|||||||
所要時間累計 |
0:06 |
0:40 |
0:44 |
1:16 |
2:06 |
2:23 |
2:49 |
3:04 |
3:28 |
3:37 |
||
標準タイム |
0:05 |
2:10 |
0:15 |
0:45 |
0:30 |
3:45 |
||||||
標準タイム累計 |
0:05 |
2:15 |
2:30 |
3:15 |
3:45 |
|||||||
歩行速度(km/h) |
3.6 |
3.6 |
1.3 |
1.1 |
1.3 |
2.9 |
2.9 |
2.6 |
3.1 |
2.9 |
2.4 |
・標準タイムは、昭文社「山と高原の地図」のタイムを採用。
・若干の凸凹はあるが、ほぼコースタイム通り。
・本仁田山−瘤高山区間は、雪と落ち葉のミックスで歩きにくかったのが影響しているか。
・休憩は時刻を緑字で表記。大休止は太字。
断面図でわかるように、結構急な登りだ。奥多摩三大急登に数えられているとのこと。
【はじめに】
夏の剱・立山や秋の白峰三山に行ったメンバーで、忘年山行をしようということになった。
「忘年」と言うからには、宴会が付き物である。
電車で行って山頂で宴会するか、車で行って泊まりの宴会をするか。
後者に決定。
泊まりと言っても、いろいろ考えられる。
山上の避難小屋泊という手もあるし、営業小屋泊もある。
今回は、Y.Uの発案で、下山後キャンプ場泊プランが急浮上。
下界且つ車なら、キャンプ用の道具が持ち込めるし、食材も制約が少ない。
氷川キャンプ場のバンガロー泊に決定した。
食材の調達は、奥多摩駅周辺のスーパーなどで大丈夫だろう。
Y.Uが事前に店舗を調べてくれた。
下山後に調達すればよい。
【これより本題】
4:30起きで、八王子に向かう。
土曜日早朝ということもあり、通勤時間帯でもあるため、いつもより道が混んでいた。
それでも予定通りY.U宅8:00ちょうど着。
荷物を積み込んで、出発。
途中のコンビニで、昼食用の鍋焼きうどんを調達。
これもY.Uの提案なのだが、例のアルミ箔製の鍋の奴だ。
氷川キャンプ場横の駐車場には9時過ぎに到着。
オフシーズンのこの時期、空いているし、無料開放されている。
一旦奥多摩駅に出て、トイレに寄ってから出発。
駅前はハイカーで一杯だ。
皆さんバスに乗ったり、思い思いの方角に向かっていく。
しかし、我々の行く方向には誰も行かない。
マイナールートだったかな。
舗装路を30分ほどの登りで、安寺沢に到着。
民家の横を登ると山道となる。
50mほど寄り道して、乳房観音にお参り。
つい、名前に惹かれて・・・。
ここで休憩をとる。
「乳房」の名の由来は、近くのイチョウの大木から垂れ下がる乳根とのこと。
気温が低いが、急な斜面を登ると、汗が噴き出す。
暑い時期には無理だなぁ。
大休場(おおやすんば)尾根に出たところで休憩。
ここまでが、なかなかきつかった。
ここからは尾根道歩き。
若干傾斜が緩むが、ひたすら登りが続く。
高度を上げると、所々残雪が出てくるが、南の斜面なので日当たりが良く、ほとんど残っていない。
花折戸尾根分岐を過ぎると、すぐに山頂だ。
本仁田山(ほにたやま)山頂1,225m到着。
ちょっとだけ雪が残っている。
登りでは人に会わなかったが、山頂には結構な人がいた。
日当たりに陣取って、鍋焼きうどん。
これはなかなか美味いぞ。
いつものカップ麺より、超豪華で、暖まる。
食後はティータイムでマッタリ。
山頂からは、下界が見えるのみ。
もうちょっと景色が良ければ、2時間コースだったが、1時間で切り上げ。
北側斜面には残雪があるが、量は多くない。
北西に、三つドッケ(天目山)が見えた。
名前の通り、三つの丸いピークが並んでいる。
北には、以前登った川苔山。
木が邪魔だ。
西北西の芋木ノドッケ。もうちょっと左に雲取山があるはずだが、気づかず。
瘤高山(こぶたかやま)山頂1102m。
標識には、誰かが手書きで追加した「コブタカ山」の表記のみで素っ気ない。
まぁ、余り明確なピークではないのだが・・・。
雪の斜面を下っていく。
瘤高山を振り返る。
こちらから見ると、結構急斜面だし、ちゃんとした山に見える。
北には、川苔山。
川苔山から瘤高山へのルートは、アップダウンがあってきつそうだ。
西には、本仁田山。
手入れされた樹林帯をひたすら下ると、大根ノ山ノ神に到着。
手前が林道工事中で、ちょっと迂回させられた。
ここから先は、川苔山の帰りに通った道だ。
鳩ノ巣の集落が見える辺りまで下りてくると、再び本仁田山が見える。
前回は熊野神社へ下りたので、今回は最後まで登山道を下る。
棚沢の民家の裏に出た。
ここからは、舗装路の急な下りだ。
鳩ノ巣駅に着くと、約20分待ちだったので、駅の外で休憩。
時間を見計らってホームに行くと、標識に標高が記載されていた。
mm単位まで出ているので、ここに三角点があったのか?
14:55発で、奥多摩駅へ。
駅前で買い出しをして、キャンプ場に戻り、チェックイン。
荷物をバンガローに入れたら、車で温泉に向かう。
30分ほど走った山梨県の温泉、小菅の湯が目的地だ。
汗を流し、マッタリ湯に浸かって疲れを癒す。
バンガローに戻ったら、シャンペンで乾杯。
先ずはしゃぶしゃぶだ。
まだ酔っていない?
ご機嫌。
狭いバンガローの中は、とにかく寒くて、吐く息が白くなるほど。
5度位だったのでは・・・。
コンロで暖をとっている感じ。
しゃぶしゃぶの後は、キムチ鍋をつつきながら、山談義に花を咲かせる。
シャンペン1本、ビール500ml×6本、マカディア(リキュール)試供品1本が空になった。
Y.Uがべろべろになったところでお開き。
シュラフに入って眠りにつく。
寒さ対策で、シュラフは一人二個使い。
更に着ぶくれて寝たので、快適だった。
というわけで、忘年山行は幕を閉じる。
たまにはこういうのも良いかも・・・。
無事に感謝!!!!!
筋肉痛 |
太腿と膝上 |
膝痛 |
なし |
靴擦れ |
なし(Lafumaを履いていた) |
【コスト】
用途 |
金額 |
アプローチ |
4,561 |
宿泊 |
1,667 |
飲食 |
4,274 |
その他 |
600 |
合計 |
11,101 |
泊まり+宴会込みでこの値段なら、コストパフォーマンスは高い。
さぁ、次はどこに行こうか。。。
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