山行記録2011/1 鍋割山・塔ノ岳 (なべわりやま・とうのだけ)
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【日程】 2011年1月9日(日)
【天気】 快晴(^^;
【メンバー】 会社の同僚N.I
【概要】 「表丹沢県民の森−二股−後沢乗越−鍋割山−小丸−大丸−塔ノ岳−(バカ尾根)−堀山の家−二股−表丹沢県民の森」
最高到達点標高1,491m、歩行距離13.1km、標高差1,067m、累積標高差+1,395m−1,395m
歩行時間4:47、所要時間7:41
鍋割山山頂より富士山
【場所】
神奈川県を代表する丹沢山塊。
東丹沢の南側にある鍋割山と、塔ノ岳は下界から見える山である。
【ルート】
山歩きを始めた頃、登ったルートを久々に行くことにした。
当時は訓練所尾根から下山したが、今は当時より体力が付いているはずなので、あわよくば塔ノ岳までのグルリップを狙う。
※この地図は、国土地理院測量結果「数値地図12500(地図画像・・・Web閲覧サービス゛「ウォッちず12500」)」「数値地図50mメッシュ(標高)」をもとに、KASHMIR 3Dを用いて作成したもの。
以下、本文中に掲載のカシバード画像も同様。休憩は、白四角と鍋割山・塔ノ岳・堀山の家だ。
【所要時間】
場所 |
表丹沢 県民の森 |
二俣 |
ミズヒ沢 分岐 |
後沢 乗越 |
休憩 |
鍋割山 |
小丸 |
訓練所 尾根分岐 |
大丸 |
金冷し |
塔ノ岳 |
金冷し |
堀山の家 |
二俣 |
表丹沢 県民の森 |
計 |
標高(m) |
424 |
536 |
644 |
797 |
1,167 |
1,273 |
1,341 |
1,336 |
1,386 |
1,356 |
1,491 |
1,356 |
946 |
536 |
424 |
1,067 |
区間距離(km) |
1.6 |
1.2 |
0.6 |
1.2 |
0.5 |
0.9 |
0.4 |
0.6 |
0.3 |
0.6 |
0.6 |
1.7 |
1.4 |
1.6 |
13.1 |
|
累計距離(km) |
1.6 |
2.8 |
3.3 |
4.5 |
5.0 |
6.0 |
6.4 |
6.9 |
7.3 |
7.9 |
8.4 |
10.1 |
11.5 |
13.1 |
||
着時刻 |
|
8:32 |
8:53 |
9:25 |
10:18 |
10:42 |
12:21 |
12:28 |
12:41 |
12:50 |
13:07 |
14:14 |
14:45 |
15:33 |
15:51 |
7:41 |
発時刻 |
8:10 |
8:32 |
9:05 |
9:35 |
10:28 |
11:59 |
12:21 |
12:28 |
12:41 |
12:50 |
14:03 |
14:14 |
14:54 |
15:33 |
|
|
区間タイム |
0:22 |
0:21 |
0:20 |
0:43 |
0:14 |
0:22 |
0:07 |
0:13 |
0:09 |
0:17 |
0:11 |
0:31 |
0:39 |
0:18 |
4:47 |
|
区間タイム小計 |
0:22 |
0:41 |
0:57 |
0:22 |
0:07 |
0:22 |
0:17 |
0:11 |
0:31 |
0:39 |
0:18 |
|||||
所要時間累計 |
0:22 |
0:43 |
1:03 |
1:46 |
2:00 |
2:22 |
2:29 |
2:42 |
2:51 |
3:08 |
3:19 |
3:50 |
4:29 |
4:47 |
||
標準タイム |
0:20 |
1:00 |
1:20 |
0:30 |
0:05 |
0:30 |
0:25 |
0:15 |
0:35 |
0:40 |
0:20 |
6:00 |
||||
標準タイム累計 |
0:20 |
1:20 |
2:40 |
3:10 |
3:15 |
3:45 |
4:10 |
4:25 |
5:00 |
5:40 |
6:00 |
|||||
歩行速度(km/h) |
4.4 |
3.3 |
1.7 |
1.6 |
2.3 |
2.5 |
3.3 |
2.6 |
2.2 |
2.1 |
3.2 |
3.2 |
2.2 |
5.3 |
2.7 |
・標準タイムは、山と渓谷社「YAMAP丹沢」のタイムを採用。
・登り区間が早かった。鍋割山には、あれっと思う位あっけなく着いてしまった。
その割には、2004/2005年の時と比べて、タイムは大差なかった。体力は付いたが、スピードはたいして上がっていないらしい。
・下りは結構飛ばしたのだが、コースタイムと大差なかった。
・休憩は時刻を緑字で表記。大休止は太字。
断面図でわかるように、バカ尾根(金冷し−堀山の家)は急な下りだ。階段ばかりで登りたくないところ。
【はじめに】
新年初山行の行き場所をどこにしようかと考えていた。
忘年山行で行った本仁田山での鍋焼きうどんで、鍋割山を思い出した。
山行を始めた初期に登った山だ。懐かしい。
6年ぶりに鍋焼きうどんを食べに行こう。
当初天気予報がイマイチだったのと、寒波到来で激寒なのでどうしようかと思っていたが、連休中日が比較的暖かく、且つ天気も良くなるようだ。
これは行くしかあるまい。
天気が曇りならピストンで鍋焼きうどんを食べてさっさと帰ろうかと考えていたが、天気がよいとなると、話は変わってくる。
当時より体力が付いているはずなので、塔ノ岳まで足を伸ばせるかも知れない。
出発予定を30分前倒しした。
【これより本題】
5:00起きで、5:20出発。
日曜日早朝ということもあり、いつもより道は空いていた。
首都高までは快調だったが、東名は車が多い。
相棒を拾って、7:00頃横浜青葉ICを出発。
表丹沢県民の森駐車場には8時前に到着。
早く着いたのにもかかわらず、駐車場は満車だ。
昔は9時着でも駐められたから、どうやら西山林道が一般車通行止めになったのが響いているらしい。
路肩に車を駐め、準備をする。
二俣で登山届けを提出。
本沢の徒渉地点には、立派な橋が架かっていた。
以前は石の上を渡った記憶がある。
長男が足を滑らせ、足が水没したところだ。
ミズヒ沢分岐で休憩する。
小屋番の草野さんの車と思われる車が駐まっている。
以前はPLADOだったが、PAJEROに替わっていて、歳月を感じる。
ボランティア歩荷の為のペットボトルがたくさん置いてあるのは変わらない。
樹林帯を登り、後沢乗越で休憩。
風が強く、汗が一気に引いていく。
天気が良くて気分最高。
タバコがうまい。
急な尾根筋を登ると、汗が噴き出す。
一気に高度を上げると、富士山が見える場所に出る。
ここでも休憩。
日当たりが良い尾根は、ポカポカだ。
左側からの冷たい風がなければ、暑い位。
あっけなく鍋割山山頂1,273m到着。
懐かしい小屋が出迎えてくれた。
スノーハイクを楽しみに来たが、雪は皆無だ。
結構寒い日が続いているのだが、湿気がなさ過ぎたのか??
山頂からの富士山は、なかなかのものだ。
手前の低い山が、彩りを添える。が、雪は明らかに少ない。宝永山の地肌が黒く見えている。
南側には、遠く天城山も見えている。
万三郎岳が天城山最高峰だ。
西北西には、南アルプスも見える。白く見えているのが北岳のようだ。
南アでは塩見岳、鳳凰山(観音岳)や甲斐駒ヶ岳も見えていたか。手前の山では、三ツ峠山や黒岳も見えていた。
こちらも南アルプス。
聖岳・赤石岳・悪沢岳・塩見岳・間ノ岳と勢揃い。
愛鷹山・富士山がきれいだ。
位牌岳・呼子岳・越前岳が愛鷹山だ。
寒いので小屋に入り、早速名物の鍋焼きうどんを注文する。
キノコや野菜がたっぷり入った具だくさんのうどんに舌鼓。
まいう〜!!!!!
こたつに入って、体が芯から温まる。
食後は外に出て、一服タイム。
風が来ない南側斜面に陣取って、タバコがまいう〜。ポカポカで昼寝ができそう。
視界が良く、江ノ島が見えた。
山頂標識を写真に納めたら、出発だ。
後に見えているのは、御正体山と同角ノ頭。
小屋の裏手に回り、鍋割山稜歩きだ。
北側の斜面に、少しだけ残雪があった。
北側の丹沢主脈。
丹沢最高峰の蛭ヶ岳が近い。
小さなアップダウンを繰り返すと、小丸・大丸といった小さなピークを過ぎ、金冷しに到着。
ここで右からのバカ尾根ルートを合わせ、塔ノ岳に向かう。
ここまで来れば、塔ノ岳はすぐそこだ。
階段を上り、塔ノ岳山頂1,491m到着。
人が多い。
山頂からは鍋割山稜・愛鷹山・富士山が美しい。
丹沢主脈もクッキリ。
山頂標識。
丹沢表尾根。
ここから見ている分にはのどかな感じだが、結構きつかったのを思い出した。
マッタリしていると、塔の太郎が登場。
人が近くにいても慣れたもので、堂々とお食事中。
食事を済ますと、急な斜面を駆け下りていった。
帰りは、堀山の家まで一気に下る。
急な階段が続き、足が疲れた。
ここで最後の休憩。
二俣へ下る道は初めて通った。
ガイドブックにはタイムが載っていない道で、マイナールートである。
なかなかの悪路だったが、一気に下った。
ここからは林道歩きだ。
快調に歩き、表丹沢県民の森に到着。
次は温泉だ。
ちょっと遠いが、西丹沢の中川温泉「ぶなの湯」へ。
空いた風呂で汗を流し、気分最高。
ここは穴場だ。
食事は渋滞のR246沿いにあった蕎麦屋「砂場」で天せいろ。
値段が高いが、味はなかなかのもの。
つゆの濃さは半端じゃない。
そば湯でかなり薄めて、ようやく飲むことができた。
腹がチャポチャポだ。
というわけで、新年山行は幕を閉じる。
うどんに蕎麦と、麺類の旅となった。
無事に感謝!!!!!
筋肉痛 |
太腿とふくらはぎ(翌日の夜が痛みのピーク) |
膝痛 |
なし |
靴擦れ |
なし(Lafumaを履いていた) |
【コスト】
用途 |
金額 |
アプローチ |
5,038 |
宿泊 |
0 |
飲食 |
3,596 |
その他 |
700 |
合計 |
9,334 |
近場でも、意外に安くはない。千葉県在住は山行には不利だ。
さぁ、次はどこに行こうか。。。
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