山行記録2011/11 鍋割山 (なべわりやま)
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【日程】 2011年11月12日(土)
【天気】 晴れ後曇り
【メンバー】 H.K、T.B
【概要】 「東丹沢県民の森−二股−後沢乗越−鍋割山−小丸−二股−東丹沢県民の森」
最高到達点標高1,341m、歩行距離10.5km、標高差917m、累積標高差+1,210m−1,210m
歩行時間4:37、所要時間6:35
鍋割山荘
【場所】
神奈川県を代表する丹沢山塊。
鍋割山は東丹沢に属する。
【ルート】
山歩きを始めた頃良く歩いた、訓練所尾根から下るルートを辿る。
※この地図は、「電子国土9000・・・Web閲覧サービス」「日本高密メッシュ10m(標高)」をもとに、KASHMIR 3Dを用いて作成したもの。
以下、本文中に掲載のカシバード画像も同様。休憩は、白四角と鍋割山だ。
【所要時間】
場所 |
路肩 |
二俣 |
本沢 徒渉点 |
後沢 乗越 |
休憩 |
休憩 |
鍋割山 |
小丸 |
訓練所 尾根分岐 |
休憩 |
二俣 |
路肩 |
計 |
標高(m) |
424 |
536 |
617 |
797 |
959 |
1,117 |
1,273 |
1,341 |
1,336 |
659 |
536 |
424 |
917 |
区間距離(km) |
1.6 |
1.0 |
0.8 |
0.4 |
0.5 |
0.7 |
1.0 |
0.4 |
2.0 |
0.4 |
1.6 |
10.5 |
|
累計距離(km) |
1.6 |
2.5 |
3.3 |
3.7 |
4.3 |
5.0 |
6.0 |
6.4 |
8.4 |
8.8 |
10.5 |
||
着時刻 |
- |
9:20 |
9:37 |
10:08 |
10:28 |
10:48 |
11:24 |
13:19 |
13:26 |
14:29 |
14:45 |
15:20 |
6:35 |
発時刻 |
8:45 |
9:20 |
9:42 |
10:16 |
10:31 |
10:52 |
12:56 |
13:19 |
13:26 |
14:35 |
14:45 |
- |
|
区間タイム |
0:35 |
0:17 |
0:26 |
0:12 |
0:17 |
0:32 |
0:23 |
0:07 |
1:03 |
0:10 |
0:35 |
4:37 |
|
区間タイム小計 |
0:35 |
0:43 |
1:01 |
0:23 |
0:07 |
1:13 |
0:35 |
||||||
所要時間累計 |
0:35 |
0:52 |
1:18 |
1:30 |
1:47 |
2:19 |
2:42 |
2:49 |
3:52 |
4:02 |
4:37 |
||
標準タイム |
0:30 |
1:00 |
1:20 |
0:30 |
0:05 |
1:30 |
0:35 |
5:30 |
|||||
標準タイム累計 |
0:30 |
1:50 |
2:50 |
3:20 |
3:25 |
4:55 |
5:30 |
||||||
歩行速度(km/h) |
2.7 |
3.4 |
1.9 |
2.1 |
1.9 |
1.4 |
2.6 |
3.3 |
1.9 |
2.5 |
2.8 |
2.3 |
・標準タイムは、山と渓谷社「YAMAP丹沢」のタイムを採用。
・まあまあのタイム。
・休憩は時刻を緑字で表記。大休止は太字。
断面図でわかるように、訓練所尾根は急な下りだ。
【はじめに】
今日のメンバー(RJの2名)で「鍋焼きうどんを食べに行こう」と言っていたのは、昨年の今頃奥多摩に行ったときのことだ。
しかし抜け駆けして別メンバー(RTS)との新年初山行で鍋割山に行ってしまった。
1年ぶりのこのメンバーの山行にはやはり鍋割山がふさわしい。
天気がちょっと心配だったが、直前の予報では「晴れ時々曇り」に変わったので、雨は大丈夫だろう。
ちょっと集合時間が遅いので、雲が出やすい丹沢では、眺望は難しいかも知れない。
しかし今回の主目的は「鍋焼きうどんと温泉」なので、最悪眺望がダメでもあきらめは付く。
前日に決行と決めた。
今回、30Lのザックを息子に持って行かれた(自転車で大阪に行った)ので、45+10Lザックである。
ちょっと大げさだが仕方あるまい。
コンプレッションベルトでできるだけ小さくして荷造りした。
【これより本題】
5:00起きで、飯を食べて5:40出発。
紅葉シーズンのせいか道は混雑している。
ラジオの「トラフィックアップデート」を聞いていると、あちこちで事故が発生しているようだ。
自分のルートでも、二ヶ所で事故が発生していたが、幸いひどい事故ではなかったので、なんとかじわじわと進むことができた。
思いの外天気が良く、富士山もきれいに見えているではないか。
厚木を過ぎてからは快調に流れ、気分良く進む。
小田急渋沢駅には待ち合わせ時間に約5分遅れでの到着。
二人はミスドに入って待っていた。
東丹沢県民の森駐車場手前には8:30過ぎに到着。
駐車場手前の道には既に路肩駐車している。
これは行っても無駄と判断し、手前の分岐に路駐することにした。
駐車場でトイレを済ませたらGo!
林道を歩いて二俣で登山届けを提出。
立派な橋が架かっていた。
天気が良く日が当たって暑い位だ。
紅葉にはちょっと早い感じ。
本沢徒渉点で休憩する。
ここにも立派な橋が架かっている。
(車が渡るような沢なのだが)
暑いのでシャツを脱いで、アンダーシャツ1枚になる。
ミズヒ沢徒渉点手前には、いつものように歩荷ボランティア用ペットが並んでいる。
今日は三人なので、代表してHKが3本担いでくれた。
1本2Lなので都合6kgである。
山の会所属のHKは、さすがに体力がある。
後沢に沿って、樹林帯を登る。
急な登りに、一気に汗が噴き出す。
今日は人が多く、すぐに前が詰まってしまう。
いつものように後沢乗越で休憩。
この辺りまで来ると、紅葉が出始める。
標高800m付近。
急な尾根筋を登ると、汗が噴き出す。
1年ぶりに山に来たTBの疲労度を見ながら、休憩回数を多めにとる。
紅葉はこんな感じ。
早くも雲が出て、日光が当たらないので、色がくすんでいる。
残念だ。
ガスが上ってきている。
紅葉している木は少ない。
再び休憩中。
今日は休んでばかりだ。
ガスが出て、幻想的な感じ。
こんなのも悪くはない。
ガスの中を黙々と進む。
紅葉を下から。
発色を良くしようとストロボを炊いたら、ガスに反射して真っ白になってしまったので、冴えない色の写真で我慢。
鍋割山山頂1,273mに到着。
小屋が見えない位のガスガスだ。
到着シーン。
(二台のカメラの時間は二分位ずれていたようだ)
景色が見えないので、早速小屋の中に入って鍋焼きうどんを注文。
HKはなんと半袖で登ってきたのだ。
飲んべえのHKは、この後早速ビールを飲んでいた。
写真を撮ったりして暇つぶし。
待ち時間は長く感じる。
なにせ、この混雑である。
鍋焼きうどん待ちの行列ができている。
人が多いだけでなく、今までになく年齢層が若い。
山ガール達は、皆派手な服装だ。
ストーブ二台がフル回転。
ここで沸かした湯で、鍋焼きうどんの大量生産だ。
約20分待ちで出来上がり。
美味そうだ。
思わずにっこり。
さぁ食べるぞ。
食後は外に出て、一服&ティタイム。
出てびっくり。
ここはどこの公園だ?
まるで花見の時期の公園のように、人が溢れている。
未だかつてない混雑ぶりに驚きを禁じ得ない。
山ガールウォッチングを決め込むことにする。
景色は全く期待できないので、マッタリしたら、出発。
小屋の裏側に回り、鍋割山稜歩き。
たまたま開けたところに来たときに、ガスが晴れて丹沢主稜が見えた。
蛭ヶ岳までは以前歩いた。
見えたのは一瞬だけで、すぐにこの通り。
ラッキーだった。
ここが小丸1,341m。
明確なピークではないのだが、鍋割山より高い。
訓練所尾根(小丸尾根)への分岐。
右折して、二俣方面へ下る。
(塔の岳に行くつもりだったが、この天気では行く意味なし)
始めの道が狭い区間では渋滞にはまったが、抜かせてもらってからは快調なペースで下る。
久しぶりにこのルートを通ったら、全く忘れていた。
途中道がわかりにくいところもあった。
普段は通る人が少ないのだろう。
(こんな道でも今日は多かったが)
黄色に色づく葉が美しい。
途中一回の休憩で、二俣近くで往路と合流。
あとは林道歩きだ。
表丹沢県民の森駐車場のトイレに寄り、車に戻って装備を解く。
次は温泉だ。
帰る方向の秦野天然温泉「さざんか」へ。
小田急の東海大学前駅近くにある。
道がわかりにくいが、適当に行ったら奇跡的に一発で到着。
食事は鶴巻温泉駅近くの藪蕎麦で天ざる。
流行っている感じの店ではないが、味はまあまあだ。
HKは、ここでもアルコール。
熱燗二本飲んでケロリとしている。
食後、鶴巻温泉駅で二人を降ろし、帰路につく。
伊勢原ICから小田原厚木道路に乗り入れ、快調に進む。
東名は11km渋滞。
自宅到着は21時頃だったか。
というわけで、山行は幕を閉じる。
前回同様、うどんに蕎麦と、麺類の旅となった。
無事に感謝!!!!!
筋肉痛 |
太腿とふくらはぎが若干 |
膝痛 |
なし |
靴擦れ |
なし(Lafumaを履いていた) |
【コスト】
用途 |
金額 |
アプローチ |
6,166 |
宿泊 |
0 |
飲食 |
2,187 |
その他 |
700 |
合計 |
9,053 |
丹沢でもこんなにかかってしまうなんて・・・。千葉県在住は山行には不利だ。
さぁ、次はどこに行こうか。。。
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