山行記録2009/5 愛鷹山 (あしたかやま)
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【日程】 2009年5月2日(土)
【天気】 快晴(^^)
【メンバー】 息子二人と
【概要】 「十里木高原駐車場−展望台−笹峰−越前岳(ピストン)」
標高1,504m、歩行距離5.4km、標高差578m、累積標高差+622m−622m
展望台より富士山
【場所】
富士山南東部に位置する愛鷹山。
以前登った三ッ峠山と同様、富士山展望台として知られている。
【ルート】
富士山展望ルートとしてガイドブックに載っていた北側登山道ピストンコース。
愛鷹山は、大小九つのピークの総称で、最高峰の越前岳がターゲットである。
地図には載っていないが、山塊の南端に「愛鷹山」というピーク(標高1,187.5m)も存在する。
※この地図は、国土地理院測量結果「数値地図12500(地図画像・・・Web閲覧サービス゛「ウォッちず12500」)」「数値地図50mメッシュ(標高)」をもとに、KASHMIR 3Dを用いて作成したもの。
以下、本文中に掲載のカシバード画像も同様。休憩地点は、白四角の地点。
【所要時間】
場所 |
駐車場 |
展望台 |
笹峰 |
分岐 |
越前岳 |
分岐 |
笹峰 |
展望台 |
休憩 |
駐車場 |
計 |
標高(m) |
878 |
963 |
1,099 |
1,456 |
1,504 |
1,456 |
1,099 |
963 |
931 |
878 |
578 |
区間距離(km) |
0.4 |
0.8 |
1.2 |
0.2 |
0.2 |
1.2 |
0.8 |
0.1 |
0.5 |
5.4 |
|
累計距離(km) |
0.4 |
1.2 |
2.3 |
2.6 |
2.8 |
3.9 |
4.7 |
4.9 |
5.4 |
||
着時刻 |
8:05 |
8:25 |
8:46 |
9:43 |
9:49 |
10:48 |
11:17 |
11:30 |
11:34 |
11:53 |
3:40 |
発時刻 |
8:13 |
8:27 |
8:54 |
9:43 |
10:43 |
10:48 |
11:17 |
11:31 |
11:44 |
12:02 |
|
区間タイム |
0:12 |
0:19 |
0:49 |
0:06 |
0:05 |
0:29 |
0:13 |
0:03 |
0:09 |
2:25 |
|
区間タイム小計 |
0:12 |
0:19 |
0:49 |
0:06 |
0:05 |
0:29 |
0:13 |
0:12 |
2:25 |
||
所要時間累計 |
0:12 |
0:31 |
1:20 |
1:26 |
1:31 |
2:00 |
2:13 |
2:16 |
2:25 |
2:25 |
|
標準タイム |
0:20 |
0:30 |
0:50 |
0:20 |
0:10 |
0:30 |
0:20 |
0:20 |
3:20 |
||
標準タイム累計 |
0:20 |
0:50 |
1:40 |
2:00 |
2:10 |
2:40 |
3:00 |
3:20 |
3:20 |
||
歩行速度(km/h) |
2.0 |
2.5 |
1.4 |
2.2 |
2.6 |
2.4 |
3.7 |
2.3 |
3.6 |
2.2 |
・標準タイムはガイドブックのものを採用。
・さすがにハイキングコースのせいか、標準タイムはかなり遅めである。
・展望台までは、階段の登りで結構急。
・笹峰まで一旦緩やかになるが、その後は再び急登。
・勢子辻分岐以降は、再びなだらか。
・休憩は時刻を緑字で表記。大休止は太字。
【はじめに】
いよいよゴールデンウィークである。
息子二人と、静岡の実家に行くことになったのだが、連休初日の5/2の天気は良さそうだ。
これを逃す手はないということで、途中で寄り道しての山行と洒落込む事にする。
一応楽そうなコースを選び、事前に息子達を説得。
準備万端で連休に突入した。
以前と違い、装備も充実し、靴も3足用意可能である。
軽登山靴×2と、トレッキングシューズ×1だ。
軽いところであれば、問題あるまい。
バックパックは、30L×1と、普通のデイパック×2で充分。
天気が良さそうなので、雨具は、山用×1と、普通の雨合羽×2(一応セパレートタイプで、ゴアテックスもどき×1とバイク用×1)で何とかなるだろう。
(どちらかというと、防寒着として)
さて、問題は、例の地方高速1,000円乗り放題である。
初の大型連休ということで、かなりの渋滞が予想されていた。
近距離ではあるが、いつもの3時出発でシミュレートすると、到着は早朝5:30と出た。
もうちょっと遅くても良いので、3時起床で計画。
準備は前日までに結構進めておいたので、荷造り中心に準備(息子達は全くといって良いほど、何も考えていない)をして、1時頃就寝した。
【これより本題】
予定通り、3時に起床。
次男は入浴中だった。
徹夜で行くつもりらしい。
長男を起こし、支度を開始。
一人だけ朝食を摂る。
なんだかんだで、出発は3:50頃だったか。
気になる渋滞であるが、それほどでもなく、箱崎手前もまあまあ流れたが、気持ちよく首都高を走っていると、東名高速で二箇所事故渋滞との掲示が!!!
秦野中井手前で13km、裾野手前で20km!!!の渋滞だ。
その他にも渋滞があるようだが、今日のルートに絡む渋滞は二箇所だった。
まだ4時台だというのに、ありえな〜い。
さすがはGWだ。
さて、中央高速はというと、こちらも8kmの自然渋滞だった。
中央高速から河口湖経由でも行けないことはない。
どちらに行くか迷ったが、まだだいぶ先のことだし、事故処理が終われば流れるだろう。
と読み、初志貫徹、東名に向かう。
最初の渋滞は大したことがなかったが、二つ目の渋滞はなんと裾野から右ルート・左ルートまで延びており、30kmに延びていた。
NAVIのルートは裾野ICで出るよう指示していたが、御殿場ICで下りて少しでも渋滞を回避する。
さすがに1,000円渋滞だけあって、皆さん遠方まで行くようだ。
こんな時間に走っている気合いの入った人達のせいか、御殿場で下りる車は少ない。
一般道はガラガラに空いていた。
コンビニで食料を調達し、息子達は朝食だ。
腹がふくらんだところで、R469を富士サファリパーク方面に向かう。
十里木高原の登山者用駐車場に乗り入れると、既に満車寸前。
当初の予定より、2時間の遅れである。
ここからも、富士山がバッチリ見える。
トイレを済ませ、準備ができたら出発だ。
いきなり階段が始まる。
足許に咲く可憐な花。
この階段が結構きつかった。
息子達は階段を嫌って、横の土の上を進む。
階段が終わると、展望台が見えてくる。
真正面に富士山が見え、素晴らしいところだ。
宝永火口の縁まで雪があるようだから、積雪は六合目辺りまでか?
一旦なだらかになり、目指す越前岳と思われる山が姿を見せる。
時々階段が出てきて、高度を稼ぐと、汗が噴き出てくる。
えぐれた登山道を進む。
笹原の向こうに越前岳が横たわる。
直射日光を浴び、かなり暑い。
振り返ると、富士山が力を与えてくれる。
山桜が少しだけ残っていた。
足許にたくさん花びらが落ちている。
このコースの最大のメリットは、富士山の眺望だろう。
笹峰1,099mに到着。
ベンチで休憩する。
峰といってもピークではなく、標識には「馬の背」と書かれていた。
富士山だけでなく、南アルプスも見えたが、ちょっと霞んでいて、残念ながら、写真には上手く写らなかった。
この辺りは平坦だが、、
次第に急になってくる。
雪のないこの時期、ロープは要らないが・・・。
苦しい登りが続く。
チョロいコースと嘗めていたが、なかなかどうしてきついのである。
ちょっと暑くなってくるとこれだから・・・。
山桜?
勢子辻からの道と合流。
この分岐から山頂はあとわずか。
越前岳(えちぜんだけ)山頂1,504m到着。
標識には、1,507mと書かれていた。
ここでは、地図の1,504.2mを採用。
木が邪魔で、山頂からの富士山は、頭だけである。
双眼鏡で見ると、登山道までクッキリ見える。
南アルプスも、先ほどよりはクッキリ見えた。
双眼鏡で覗くと、もっとバッチリ見えたのだが・・・。
こんな風に見えているはず。
登頂証拠写真。
一応、息子達も。
この後、おにぎり昼食でまったり。
食後の紅茶がうまい。
久々にのんびりした。
下りは、重いザックを次男に任せ、出発。
富士山を眺めながら、快調に下る。
新緑がまぶしい。
なだらかになると、笹峰はすぐそこ。
笹峰からの富士山。
展望台からは、草原側を下る。
途中、寝転がって休憩していると、おじさん達から気持ちよさそうだなぁと声を掛けられた。
ここのゴルフ場は気持ちよさそうだ。
駐車場に戻ってきた。
装備を解き、トイレ休憩。
先ほどのおじさんと話をすると、石川県から夜行で来たとのこと。
皆さん、1,000円高速の恩恵をフル活用している。
さすがに混んでいたそうだ。
次は温泉だ。
帰る方向に見つけてあった天母の湯に向かう。
道がちょっとわかりにくかったが、空いている道で快適だった。
汗を流してさっぱり。
まったりした。
ここから清水の実家に向かう。
運転は長男にバトンタッチ。
裏道を駆使して、快調に車を走らせ、実家には14時頃到着。
というわけで、今回の山行も無事終わった。
感謝!!
今回も、天気に恵まれ、楽しいハイキングができた。
楽なコースと嘗めていたが、筋肉痛がでた。
階段のせいか、暑さのせいか、それとも単に鈍ったせいか??
【コスト】
用途 |
内容 |
費用 |
高速 |
京葉道(武石−京葉口) |
200 |
首都高(篠崎−用賀)日曜祝日特別料金 |
500 |
|
東名高速(東京−御殿場)休日特別料金(22−6時) |
1,250 |
|
東名高速(清水−東京)休日特別料金(6−22時) |
1,750 |
|
首都高(用賀−篠崎)日曜祝日特別料金 |
500 |
|
京葉道(京葉口−船橋) |
100 |
|
ガソリン |
レギュラー57.59L(@112.0×47.59L,@118.0×10L) 628.7km(10.9km/L) |
6,511 |
食料 |
スポーツドリンクペットボトル×1(予め買ってあった) |
89 |
天然水ペットボトル×1(予め買ってあった) |
89 |
|
おにぎり等食糧一式(御殿場のコンビニ) |
2,171 |
|
ドライパイナップル(予め買ってあった) |
100 |
|
温泉 |
富士山 天母の湯 (400円/H×3) |
1,200 |
ジュース×3 |
360 |
|
合計 |
14,820 |
近場とはいえ、車で行くと結構金がかかる。
例の高速道路特別割引料金の効果は??
有料道路名 |
区間 |
距離 |
通常料金 |
休日特別料金 |
効果 |
備考 |
首都高速 |
一之江(篠崎)−用賀 |
27.8km |
700×2 |
500×2 |
−200(28.5%引き)×2 |
|
東名自動車道 |
東京−御殿場 |
83.7km |
2,500 |
1,250 |
−1,250(50.0%引き) |
東京−厚木間は1,000円対象外 |
清水−東京 |
147.8km |
3,850 |
1,750 |
−2,100(54.5%引き) |
〃 |
|
合計 |
7,750 |
4,000 |
−3,750 |
だんだん割引のことがわかってきた。
まぁ、有効活用するっきゃないですな。
さぁ、次はどこに行こうか。
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お終い。