山行記録2009/8 表銀座縦走 (おもてぎんざ じゅうそう) 【二日目 前編】
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【日程】 2009年8月9日(日)
【天気】 曇り時々雨、但し眺望は有った。夜半風雨強まる
【メンバー】 学生時代の友人U
【概要】 「燕山荘−蛙岩−大下りノ頭−切通岩−大天井ヒュッテ−ビックリ平−赤岩岳−ヒュッテ西岳(テント泊)」
最高到達点標高2,769m、歩行距離9.1km、標高差221m、累積標高差+759m−779m
明け方の富士山・南アルプス
【これより本題】
たっぷり寝たので、さすがに早く目が覚めた。
回りのテントの学生達が、3時過ぎ頃からバタバタ食事の支度など、騒がしかったせいもあるが、、、
夜中も雨が降っていたようだが、目覚めた時にはやんでいた。
外に出てみると、御来光とは行かなかったが、夜明けの雰囲気は味わうことができた。
上手い具合に、ちょうど水平線の雲が切れているので、雲海の上に色々な山のシルエットが浮かび上がる。
南西には、遠く、八ヶ岳・富士山・南アルプスが見て取れる。
蓼科山〜赤岳が八ヶ岳。富士山を挟んで、観音岳〜塩見岳辺りまで見えているのが南アルプスだ。
北方には、白馬岳・鹿島槍ヶ岳・爺ヶ岳が見えた。
カシバードではこんな感じ。
燕岳も、薄暗い中、穏やかな表情を見せる。
裏銀座も、水晶岳・野口五郎岳が姿を見せる。その奥の立山までクッキリ。
右端の雄山が立山の最高峰で、隣の浄土山と、表示されていない別山を併せて「立山三山」というそうな。
裏銀座の続きの双六岳・三俣蓮華岳・黒部五郎岳(裏銀座の更に奥)・鷲羽岳も、今日はバッチリ見える。その向こうには笠ヶ岳も。
食事を済ませて、テントを撤収したら、燕山荘で水を1リットル購入し、再び景色を楽しむ。
6時を過ぎたら、太陽が雲越しに見えた。
もうこんなに高い所にあるの?って感じ。
随分遠くにある浅間山の噴煙まで見える。噴火が休止してくれないと、登れないじゃん。
八ヶ岳も全て見えたし、手前の美ヶ原・霧ヶ峰も見えていたようだ。
国師ヶ岳・朝日岳・金峰山は八ヶ岳の影のような気もする。甲武信岳はギリギリ見えるか?
手前の平地は、雲海に隠れているが、松本市だろう。
富士山・南アルプス。見慣れた山も、見る場所が違えば、感動も新たである。富士山まで200km近くあるはずだ。
白根三山(北岳・間ノ岳・農鳥岳)は、去年登った甲斐駒ヶ岳・仙丈ヶ岳の向こうにあるはず。
今日は槍ヶ岳もバッチリ見える。素晴らしい景色に感動。
気づかなかったが、9月に予定している奥穂も見えていたようだ。
景色を堪能した所で、いよいよ表銀座縦走に出発することにする。
続きは、後編を見てください。
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