山行記録2010/6 妙義山 (みょうぎさん)
(荒船山より続く)
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【日程】 2010年6月12日(土)
【天気】 晴れ一時曇り
【メンバー】 会社の同僚N.I
【概要】 「中之岳駐車場−登山口−石門コース−中之岳神社−轟岩(ピストン)−駐車場」
最高到達点標高927m、歩行距離2.5km、標高差206m、累積標高差+347m−347m
中之岳神社付近より妙義山(金洞山)
【場所】
群馬県南西部にある妙義山。
荒船山の帰りにちょっと寄り道できる位置だ。
【ルート】
石門コース。
案内図に乗っていたコース。
※この地図は、国土地理院測量結果「数値地図12500(地図画像・・・Web閲覧サービス「ウォッちず12500」)」「数値地図50mメッシュ(標高)」をもとに、KASHMIR 3Dを用いて作成したもの。
以下、本文中に掲載のカシバード画像も同様。休憩地点は、白四角(第四石門横)である。
【所要時間】
場所 |
駐車場 |
登山口 |
第四石門 |
岩 |
見晴台 |
中之岳神社 |
轟岩 |
中之岳神社 |
駐車場 |
計 |
標高(m) |
721 |
732 |
848 |
850 |
890 |
744 |
770 |
744 |
721 |
206 |
区間距離(km) |
0.5 |
0.5 |
0.0 |
0.4 |
0.5 |
0.2 |
0.2 |
0.2 |
2.5 |
|
累計距離(km) |
0.5 |
1.0 |
1.0 |
1.3 |
1.8 |
2.0 |
2.3 |
2.5 |
||
着時刻 |
15:00 |
15:09 |
15:46 |
15:48 |
16:10 |
16:24 |
16:36 |
16:50 |
17:00 |
1:57 |
発時刻 |
15:03 |
15:10 |
15:46 |
15:58 |
16:12 |
16:24 |
16:36 |
16:57 |
17:15 |
|
区間タイム |
0:06 |
0:36 |
0:02 |
0:12 |
0:12 |
0:12 |
0:12 |
0:03 |
1:35 |
|
区間タイム小計 |
0:06 |
0:36 |
0:02 |
0:12 |
0:12 |
0:12 |
0:12 |
0:03 |
1:35 |
|
所要時間累計 |
0:06 |
0:42 |
0:44 |
0:56 |
1:08 |
1:20 |
1:32 |
1:35 |
1:35 |
|
標準タイム |
0:07 |
0:40 |
0:02 |
0:15 |
0:25 |
0:20 |
0:15 |
0:05 |
2:09 |
|
標準タイム累計 |
0:07 |
0:47 |
0:49 |
1:04 |
1:29 |
1:49 |
2:04 |
2:09 |
||
歩行速度(km/h) |
5.0 |
0.8 |
1.0 |
1.8 |
2.4 |
1.1 |
1.1 |
4.0 |
1.6 |
・標準タイムは、案内図のタイムを採用(一部推定)。
・案内図のタイムは、石門区間の鎖場を通らないタイムらしい。
・轟岩は標準タイムなし。
・休憩は時刻を緑字で表記。大休止は太字。
【はじめに】
荒船山を済ませ、余った時間を利用して、妙義山の石門コースにトライすることにした。
本来は、中間道に行きたいところだが、4時間コースということもあり、さすがにそこまでの時間はない。
また、上級者コースとなっている稜線コースについては、実際行った人の話では、9時間コースとのこと。
到底無理なのであった。
【これより本題】
荒船の湯から、下仁田に向かい、途中左折して金洞山に向かう。
車窓に妙義山が見えてくる。
相変わらず、凸凹していてカッコ良い山だ。
日本三大奇勝の一つなのだそうな。
駐車場に車を駐め、あらためて妙義山に見入る。
これは金洞山(こんどうさん)であろう。
左に岩壁を見ながら、県道196を登山口に向かう。
右側には、登山禁止の金鶏山が見えてくる。
左側の突起は、筆頭岩と呼ばれているものらしい。
左側もこの通り。
素晴らしい景色だ。
こちらが登山口。
整備された道を進む。
この後、すごい道になるとは、まだ知るよしもない。
かにの小手調べと呼ばれる鎖場。
これがダメなら帰りなさいということか。
ここで引き返してきた人達とすれ違った。
全部行ったのか聞いたら、「時間がないので・・・」とのこと。
言い訳?
鎖場を通らないルートを分け、石門群に突入。
第一石門を振り返る。
ここは全く問題なし。
木々の間から、かにの横ばいと呼ばれる鎖場が見え隠れしている。
かにの横ばいから下を覗く。
落ちたらただでは済まないだろう。
たてばりを登ったところが、第二石門である。
第二石門の隙間を抜けると、すぐに長〜い鎖場を下る。
ここが本日のハイライトか?
下から見るとこんな感じ。
上に見えているのが、第二石門。
鎖は途中数カ所で固定されているので、大きく振られることはない。
とにかく長くて、途中で嫌になる位。
岩自体は滑りにくいので、危険はさほどないと思われるが、一般コースとは思えない。
事実、観光客が紛れ込む場所なのだ。
これで良いのかという感じがする。
現に、昔にょーぼとここを歩こうとした位だから・・・。(06.11.4)
そのときは軽装で、観光気分でやってきたが、たまたま駐車場が一杯であきらめたという経緯がある。
行かなくて正解だった。
再び、鎖場の下り。
下りは苦手である。
第二石門を見上げる。
かなり下ったようだ。
第三石門へは、一旦道を逸れてトラバース。
第三石門。
ここは覗くだけで、引き返す。
(行き止まり)
第四石門と大砲岩。
良くこんなものが自然にできるものだと感心する。
大砲岩アップ。
石門の右側に回り込んだ岩場で休憩。
岩峰を眺めながらタバコがうまい。
水墨画の世界か?
見晴台に移動。
先ほど休憩していた場所が見える。(画面左の岩、緑の上辺り)
素晴らしい景色を目に焼き付ける。
金洞山。
岩の塊だ。
どうやって登るのだろう。
荒船山が見えた。
木が邪魔をしているが、無ければ右側には経塚山や艫岩も見えたはず。
中之岳神社まで降りると、案内図に轟岩という表示が・・・。
早速行ってみることに。
神社左手の荒れた道を進むと、岩を回り込んで、神社真上と思われる岩場に出る。
これが轟岩だった。
金洞山が間近に見える。
絶景かな。
といいつつ、結構ヒビっているのであった。
こちらからは、荒船山がバッチリ。荒船の湯に行く途中で見たときとは、角度が違うので、巨大な船という感じだ。
今度は、経塚山(カシバードでは荒船山と表記)や艫岩もバッチリだ。
中之岳神社でアイスココアを飲み、生き返る。
やはり鎖場の連続で、神経を使い、疲れたようだ。
もみじの湯で汗を流し、さっぱりした。
温泉の前からは、白雲山(はくうんさん)が正面に見える。
妙義山は、白雲山・金鶏山・金洞山の総称である。
これで、全てを見たことにはなる。
他に裏妙義というのもあるそうだ。
腹が減ったので、蕎麦を食いに行く。
古民家を改築した田舎やに行く。
下仁田名物のこんにゃくを使った味噌おでんに舌鼓。
天ざるは盆からはみ出る位の量で超満腹。
つゆが甘くて独特だった。
小皿のゴボウが超辛かった。
腹が一杯になったら、眠くなる。
この後、道の駅で仮眠。
3:30頃出発し、都内に向かう。
帰りは、三軒茶屋まで送ってもらうことにし、上信越道・関越道・外環・首都高5号線と経由し、新しくできた首都高C2で三軒茶屋へ。
ほとんど地下区間だが、快適であっという間に3号線に接続した。
これはかなり便利だ。
半蔵門線で錦糸町に出る。
JRのホームに行くと、今話題のスカイツリーがよく見えた。
家に着いたのは8時半頃だったか。
というわけで、山行も無事終わった。
感謝!!
またまた夏の劔岳の練習になったかな?
とはいうものの、この程度でビビっていて、剱なんかに行けるのだろうか??
筋肉痛・膝痛はなし。
【コスト】
用途 |
内容 |
費用 |
ガソリン |
20.0L(@138.0) 2,760 ※ |
1,380 |
有料道路 |
中央道・関越道・上信越道(八王子−下仁田)ETC休日夜間 1,000 ※ |
500 |
上信越道・関越道(松井田妙義−浦和)ETC休日夜間 1,600 ※ |
800 |
|
外環(大泉−美女木)ETC休日 450 ※ |
225 |
|
首都高(美女木−三軒茶屋)ETC休日 500 ※ |
250 |
|
食料 |
午後ティストレート(八王子コンビニ) |
125 |
チーズ蒸しパン(八王子コンビニ) |
98 |
|
カップ麺(八王子コンビニ) |
138 |
|
水ペットボトル(八王子コンビニ) |
105 |
|
スポーツドリンク(八王子コンビニ) |
125 |
|
ココア(高坂SA) |
100 |
|
苺牛乳(荒船の湯) |
120 |
|
アイスココア(中之岳神社) |
150 |
|
メロン・チェリー(N.I) |
274 |
|
天ざる・味噌おでん(田舎や) |
1,375 |
|
温泉 |
荒船の湯 |
500 |
もみじの湯 |
500 |
|
合計 |
|
8,555 |
※割り勘
まぁ、こんなもんでしょう。
今回は二つ行ったので、単価は安い。
さぁ、次はどこに行こうか。
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