山行記録2011/7 小蓮華山 (これんげやま) 【序章】
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【日程】 2011年7月16日(土)−17日(日)
【天気】 初日:晴れ時々曇り、二日目:晴れ後曇り
【メンバー】 会社の同僚N.I
【概要】 初日「栂池自然園駅−銀嶺水−天狗原−乗鞍岳−白馬大池(テン泊)」
二日目「白馬大池−小蓮華山(ピストン)−乗鞍岳−天狗原−銀嶺水−栂池自然園−自然園駅」
最高到達点標高2,769m、歩行距離16.4km、標高差944m、累積標高差+1,203m−1,203m
歩行時間8:23、所要時間14:31
主なピークを左から:常念岳・鹿島槍ヶ岳・五龍岳・槍ヶ岳・・唐松岳・野口五郎岳
【場所と説明】
長野県最北部・新潟県境に位置する小蓮華山。
以前登った白馬岳と稜線でつながっており、距離も近い。(こちらは長野・富山県境にあるがすぐ近く)
白馬岳へのアプローチにも使われており、栂池高原が登山基地となる。
ゴンドラ・ロープウェイの利用が可能で、白馬岳へのルートとしては、標高差が少ないが距離は長いという特徴がある。
大雪渓から白馬岳へ登って、こちらに下りる人も多いようだ。
南側には後立山連峰が近く、その背後には他の北アルプスの山々も見え隠れし、絶好の展望台と言える。
【ルート】
前述の通り、栂池高原からのアプローチ。
天狗原・乗鞍岳を経て白馬大池へ。
乗鞍岳手前の急斜面には例年7月中旬まで雪渓が残り、アイゼンが必要。
白馬大池で蓮華温泉方面の道を分け、小蓮華山の尾根に取り付く。
登りきったところが小蓮華山だ。
一旦ちょっと下って登り返せば白馬岳だか、今回は行かなかった。
※この地図は、国土地理院測量結果「数値地図12500(地図画像・・・Web閲覧サービス゛「ウォッちず12500」)」「数値地図50mメッシュ(標高)」をもとに、KASHMIR 3Dを用いて作成したもの。
以下、本文中に掲載のカシバード画像も同様。休憩は白四角と山頂だ。
断面図でわかるように、急な区間は少ない。乗鞍岳手前の急斜面が雪渓になっていた。他に小さな雪渓が、天狗原手前と大池への下りの2ヶ所。
【はじめに】
8月に長期縦走を計画しているので、できるだけ体を鍛えて(慣らして)おきたいところだ。
7月後半は別のイベントで山に行けないことは確定しているので、中旬までに1回行きたい。
梅雨明けを待って、山行を計画する。
それともう一つ目的がある。
新しい大型ザックにも慣れておく必要があるのだ。
試運転といったところか。
ということで、前回雨で延期した白馬岳横の小蓮華山にテント泊で行くプランのリベンジだ。
梅雨が明けたにもかかわらず、相変わらず天気は不安定である。
午後になると山沿いは雷雨という日が続いている。
例年梅雨明け10日は天気が安定するものだが、やはり早すぎた梅雨明けが影響しているのか?
予報がころころ変わったが、何とか海の日3連休の天気が期待できそうだ。
これは行くしかないでしょう。
前回の計画から1ヶ月近く経ったので、雪はだいぶ融けただろうが、今年は雪が多いという話も聞く。
念のためアイゼン持参だ。
アプローチが遠いので、金曜日夜発とする。
ゴンドラ前の駐車場で車中泊して、早い時間のゴンドラを目指す。
途中またまた狸さんを轢きそうになったが、何とか避けることができた。
この辺りは狸が多い。
栂池ゴンドラ駐車場には、既に数10台の車が駐まっている。
寝ている人もいれば、既に山に入っている人もいるだろう。
寝るまでの間にも、続々と車がやってきた。
さすがは3連休である。
まぁ人気の山だからねぇ。
寝たのは東の空が白々とし始めた頃だった。
(初日:乗鞍岳へ)
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