山行記録2010/4 金時山 (きんときやま)
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【日程】 2010年4月25日(日)
【天気】 快晴(^^)
【メンバー】 単独
【概要】 「公時神社−金時山宿り石−矢倉沢分岐−金時山−矢倉沢分岐−矢倉沢峠−金時登山口−公時神社」
最高到達点標高1,213m、歩行距離4.9km、標高差517m、累積標高差+548m−548m
金時山より富士山の眺望
【場所】
箱根の外輪山の一角を占める金時山。
芦ノ湖の北に位置する。
富士山との間には何もないから、抜群の眺望が期待できる。
【ルート】
仙石原側からは3つの登山口があるようだが、ガイドブックに載っていた最もメジャーなルートを採用。
※この地図は、国土地理院測量結果「数値地図12500(地図画像・・・Web閲覧サービス「ウォッちず12500」)」「数値地図50mメッシュ(標高)」をもとに、KASHMIR 3Dを用いて作成したもの。
以下、本文中に掲載のカシバード画像も同様。休憩地点は、山頂のみである。
【所要時間】
場所 |
駐車場 |
公時 神社 |
金時 宿り石 |
矢倉沢 分岐 |
金時山 |
矢倉沢 分岐 |
矢倉沢 峠 |
金時山 登山口 |
R138 |
駐車場 |
計 |
標高(m) |
696 |
714 |
838 |
1,042 |
1,213 |
1,042 |
862 |
724 |
664 |
696 |
517 |
区間距離(km) |
0.2 |
0.6 |
0.8 |
0.5 |
0.5 |
0.7 |
0.4 |
0.6 |
0.6 |
4.9 |
|
累計距離(km) |
0.2 |
0.8 |
1.6 |
2.1 |
2.5 |
3.3 |
3.7 |
4.3 |
4.9 |
||
着時刻 |
6:45 |
7:01 |
7:18 |
7:47 |
8:09 |
9:01 |
9:18 |
9:35 |
9:43 |
9:51 |
2:53 |
発時刻 |
6:58 |
7:01 |
7:18 |
7:47 |
8:46 |
9:01 |
9:18 |
9:35 |
9:43 |
10:10 |
|
区間タイム |
0:03 |
0:20 |
0:29 |
0:22 |
0:15 |
0:17 |
0:17 |
0:08 |
0:08 |
2:19 |
|
区間タイム小計 |
0:03 |
0:23 |
0:29 |
0:22 |
0:15 |
0:17 |
0:25 |
0:08 |
2:19 |
||
所要時間累計 |
0:03 |
0:23 |
0:52 |
1:14 |
1:29 |
1:46 |
2:03 |
2:11 |
2:19 |
||
標準タイム |
0:05 |
0:25 |
0:25 |
0:20 |
0:20 |
0:20 |
0:25 |
0:15 |
2:35 |
||
標準タイム累計 |
0:05 |
0:30 |
0:55 |
1:15 |
1:35 |
1:55 |
2:20 |
2:35 |
|||
歩行速度(km/h) |
3.5 |
1.9 |
1.6 |
1.3 |
2.5 |
1.6 |
1.6 |
4.4 |
4.4 |
2.1 |
・標準タイムは、ガイドマップのタイムを採用。
・登りは後半きつかった。標準タイムオーバー。
・登りトータルではほぼ標準タイム。
・下りは難しいところもなく、快調なペース。
・泥濘がなかったらもっと早かったかも。
・休憩は時刻を緑字で表記。大休止は太字。
【はじめに】
以前箱根山(神山・冠ヶ岳・駒ヶ岳)に登ったときから気になっていた金時山。
標高があまり高くないので、冬用の候補として暖めていた。
1−3月頃に行く予定だったが、2月に全く活動できなかったこともあり、行きそびれてしまっていた。
4月にはもう暑そうな山ではあるが、たまたま今年は天候不順で、まだまだ寒い日が続いている。
というわけで、ちょうど冬用候補が役に立つのであった。
今回も早朝出発のプランである。
人気の山で駐車場が狭いから、早めに到着したい。
いつも通り4:30起床・5時出発で計画する。
ちょうど7時くらいには着くだろう。
【これより本題】
今回も日曜日ということもあり(しかもG/Wの前の週)、早朝は空いている。
全く混雑なしに、快調に進む。
東名の鮎沢PAで休憩。
快晴の空に富士山が映える。
間違えて通り過ぎてしまい、Uターンして辿り着いた公時神社登山者用駐車場はほぼ満車だった。
早く来て正解だ。
ここは公衆トイレ前の広場になっている。
手前のゴルフ練習場の所は有料で、そちらはまだ空きがあったが、無料に越したことはないし、当然登山口に近い方が良い。
トイレの横の階段を上り、スタート。
すぐに公時神社(きんときじんじゃ)の鳥居がある。
鳥居の前の広場にも車が置けるようだ。
神社には入らず、横の道を進む。
この先にも神社の駐車場があった。
地道に変わった辺りの左手に本殿が見えた。
途中道を間違えたが、並行しており、問題なかった。
林道に突き当たり、右折すると、正しい道があった。
ここから正しい道に戻る(他に選択肢はない)。
しばらく行くと、金時宿り石という巨岩がある。
二つに割れている。
金太郎が割った?
木の根がむき出しになった樹林帯を登る。
周りは笹だ。
次第に視界が開け、登山道には霜が目立つようになる。
矢倉沢分岐に到着。
山頂まで20分とある。
休憩するまでもないか。
階段の登りが始まるが、赤土がグチョグチョで歩きにくい。
靴に泥が付いてだんだん重くなる。
尾根筋の急登で高度を稼ぐ。
あれが山頂だろう。
あと少しだ。
金時山山頂1,213mに到着。
気温は10℃と、先週の北八ヶ岳と比べると10℃も高い。
中腹にちょっと雲がたなびいているが、素晴らしい富士山の眺望だ。
南方には、箱根山と仙石原が広がる。
西南西には、愛鷹山(あしたかやま)。
位牌岳・鋸岳・呼子岳・越前岳の総称が愛鷹山だ。以前登ったのは越前岳。
南南西に続く箱根外輪山。
南南東の箱根山(冠ヶ岳・神山)。手前に白く見えるのは雪ではなく、大湧谷(おおわくだに)の噴気。
真西には南アルプスがかすかに・・・。
光岳(てかりだけ)が南アの南端の百名山だ。
仙石原と芦ノ湖。
箱根山と大湧谷の噴気。
金時山の由来。
のんびりしたので下山開始。
まだ腹が減っていないので、今日は甘栗を食べただけだ。
掘れた登山道を下る。
箱根外輪山。
箱根山を眺めながら尾根を下る。
矢倉沢分岐を左折し、矢倉沢峠に向かう。
こちらは明神ヶ岳への縦走ルートにもなっている。
振り返ると、金時山山頂部がポッコリと盛り上がっていた。
箱根山・仙石原を見ながらの下りが続く。こちらに下って良かった。
矢倉沢峠の小屋は営業していなかった。
数名が広場で休憩中。
まだ大勢登っていく。
ここを左折すると、明神ヶ岳への縦走路だが、右折して仙石原へ。
泥んこの道をひたすら下ると、金時山登山口に到着。
ここからは舗装路となる。
真っ直ぐ行くと、トイレのある金時登山口バス停だが、公時神社方面の近道があったので、桜の木の所を右折する。
下界から見る箱根山。
遮っている手前の山は台ヶ岳であろう。
大湧谷の噴気が少しだけ見えた。
しばらく行くと、R138に合流。
太郎平バス停の所に出た。
正面に見えるのは、乙女峠付近の外輪山か。
金時山荘前のしだれ桜が見事だ。
公時神社入り口を右折。
右側にゴルフ練習場があり、ここに車を駐めると有料である。
金時山を見上げながら進む。
ここにも見事な桜が咲いていた。
金時沢橋を渡った右側が駐車場だ。
駐車場に到着。
次は仙石原温泉だ。
あらかじめ調べておいた「南甫園」の白濁した露天風呂に浸かってご満悦。
時間が早いため、南甫園のレストランはまだ営業していなかった。
今日は早すぎて山頂での食事はなし。
腹ぺこで下山した。
ススキヶ原の外れにあるそば処「穂し乃庵」で天ざるを食べて満腹。
南甫園でもらったサービス券で、左上の漬け物(串)をゲット。
これがなかなかうまかった。
用が済んだらさっさと帰ることにする。
渋滞はまっぴらごめんだ。
昼前なのでさすがに空いていて、渋滞は一切なし。
快調に進み、家に着いたのは14時頃だった。
早く帰ると楽である。
というわけで、山行も無事終わった。
感謝!!
お手軽山行も良いものだ。
富士山の眺望や、温泉の満足度が高く、意外に充実感がある。
お手軽の割には、翌日は筋肉痛。
膝痛はなし。
【コスト】
用途 |
内容 |
費用 |
ガソリン |
19.77L(@132.0) 299.9km、15.2km/L |
2,610 |
有料道路 |
京葉道(武石−京葉口)往復 |
400 |
首都高(篠崎−用賀)ETC休日 往復 |
1,000 |
|
東名道(東京−御殿場)ETC休日特別 往復 |
2,900 |
|
食料 |
ロイヤルミルクティホット(コンビニ) |
141 |
ランチパック(コンビニ) |
126 |
|
天ざる(穂し乃庵) |
1,575 |
|
スポーツドリンク(予め買ってあった) |
139 |
|
温泉 |
南甫園 |
1,000 |
合計 |
|
9,891 |
道が空いていたせいか、燃費は最高。
2リッターガソリンエンジンでこれなら言うことはない。
トータルでは、近場でお手軽の割には、コストがかかった。
単独だと高く付くということか。
さぁ、次はどこに行こうか。
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