山行記録2011/8 薬師岳 (やくしだけ) 【二日目】
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(初日:薬師峠より続く)
【日程】 2010年8月14日(日)
【天気】 快晴後曇
【メンバー】 学生時代からの友人Y.U、会社の同僚N.I
【概要】 「薬師峠−薬師平−薬師岳(ピストン)(テン泊)」
最高到達点標高2,926m、歩行距離6.1km、標高差632m、累積標高差+674m−674m
薬師岳避難小屋跡より笠ヶ岳・黒部五郎岳
【ルート】
薬師峠から薬師岳まで一本道。
暇だったら、先の北薬師岳まで足を伸ばしても良い。
この地図は、国土地理院測量結果「数値地図12500(地図画像・・・Web閲覧サービス゛「ウォッちず12500」)」「数値地図50mメッシュ(標高)」をもとに、KASHMIR 3Dを用いて作成したもの。
以下、本文中に掲載のカシバード画像も同様。休憩地点は、小屋と白四角の地点だ。
【所要時間】
場所 |
薬師峠 |
薬師平 |
薬師岳 山荘 |
避難 小屋跡 |
薬師岳 |
薬師岳 山荘 |
薬師平 |
薬師峠 |
計 |
標高(m) |
2,294 |
2,477 |
2,690 |
2,890 |
2,926 |
2,890 |
2,690 |
2,294 |
632 |
区間距離(km) |
0.7 |
1.1 |
0.8 |
0.5 |
1.3 |
1.1 |
0.7 |
6.1 |
|
累計距離(km) |
0.7 |
1.8 |
2.5 |
3.0 |
4.3 |
5.4 |
6.1 |
||
着時刻 |
|
7:23 |
8:12 |
8:59 |
9:28 |
12:15 |
13:11 |
13:37 |
6:43 |
発時刻 |
6:54 |
7:34 |
8:26 |
9:14 |
11:45 |
12:34 |
13:16 |
|
|
区間タイム |
0:29 |
0:38 |
0:33 |
0:14 |
0:30 |
0:37 |
0:21 |
3:22 |
|
区間タイム小計 |
1:07 |
0:47 |
0:30 |
0:58 |
|||||
所要時間累計 |
0:29 |
1:07 |
1:40 |
1:54 |
2:24 |
3:01 |
3:22 |
||
標準タイム |
1:40 |
1:00 |
0:40 |
1:10 |
4:30 |
||||
標準タイム累計 |
1:40 |
2:40 |
3:20 |
4:30 |
|||||
歩行速度(km/h) |
1.5 |
1.7 |
1.4 |
2.2 |
2.5 |
1.7 |
2.0 |
1.8 |
・標準タイムは、ヤマケイ付録地図のタイムを採用。
・空荷だけあって超っ早!!
山頂でマッタリできた。
・休憩は時刻を緑字で表記。大休止は太字。
【はじめに】
二日目は、薬師岳ピストンのみで、ゆとりの日程だ。
薬師岳に行くだけの人は、ピストンして下山という日程を組むはず。
という位余裕がある。
テン場連泊なので、荷物も少なくて良い。
今日は休養日みたいなものだ。
【これより本題】
深夜からがさがさ準備をする音がうるさく、何度も目が覚めた。
黒部五郎岳方面に縦走する人達だろう。
我々は時間にゆとりがあるから、ノンビリ寝ていた。
とはいえ山の朝は早い。
起きて朝食を摂る。
メニューは、昨日のすき焼きの汁を使った雑炊である。
朝から豪華気分を味わう。
天気は快晴。
素晴らしい景色が期待できそうだ。
テン場からも、黒部五郎岳がクッキリ。
急登をこなし、薬師平に行くと、素晴らしい景色が出迎えてくれた。
槍ヶ岳が雄姿を魅せる。
黒部五郎岳は木が邪魔しているが、赤木岳・北ノ俣岳はバッチリ。
明日はこの稜線を歩くことになる。
黒部五郎岳が雄大だ。
奥穂の頭が覗いている。なんと明日の目的地の黒部五郎小舎も見えた。(めっちゃ遠いんですけど・・・)
なんと白山も見えるではないか。これはラッキー。
なだらかそうな山容だが、立派な3,000m峰である。
高度を上げていくと、お花畑が満開である。
低いところではピークを過ぎているが、高いところはまだまだ行ける。
黒部五郎岳がカッコ良い。
抜戸岳も見えていた。
薬師岳山荘で休憩後、先に進む。
目の前のピークは避難小屋跡ピークで、薬師岳山頂はその左奥に見えている。
南には黒部五郎岳の後に笠ヶ岳が見えてきた。
ちょっと雲がかかっているのが御嶽山だった。
避難小屋といっても、定員2〜3人か?
扉は付いていない。
南東には野口五郎岳等の裏銀座、水晶岳・鷲羽岳・三俣蓮華岳等雲の平周辺の山々、常念岳・槍ヶ岳・北穂高岳といった北ア南部の山々が広がる。
奥穂高岳には雲がかかっていた。
南には、とうとう笠ヶ岳がその名の通りの姿を現した。黒部五郎岳とのツーショットがカッコ良い。
水晶岳は別名の黒岳の通り黒々している。
明日歩く稜線が一望できる。黒部五郎岳は遠い。
昨日歩いた折立からの道。長いねぇ。
薬師岳山頂2,926m到着。山頂には祠が建っている。
順番待ちして、登頂証拠写真。
最高の天気だ。
北北東には、剱岳・立山・後立山連峰がジャジャ〜ン。これがあるからやめられまへんなぁ。
剱岳・立山アップ。
剱岳アップ。これで184mm相当の望遠。
なかなかカッコ良いではないか。
後立山連峰の山々が懐かしい。
この方向からは鹿島槍の双耳峰が一つになってしまっている。
東の赤牛岳は、その名の通り赤い地肌が剥き出しだ。
素晴らしい景色を眺めながら、昼食は棒ラーメンだ。
槍ヶ岳に雲がかかってきた。
雲の平(スイス庭園のある辺りの高原台地)が一望できる。
カールの向こうには水晶岳。
大天井岳が見えていたようだ。高天原温泉は谷底だ。行くのが大変そう。
カールは見事なすり鉢状。
テン場に戻ったら、まだ13:40。
先ずはビールで祝杯。
3時のおやつは豪華ホットケーキ。
ティタイムでマッタリ。
余裕のある日程はいい。
晩飯も豪華焼き肉丼。
満腹だ。
というわけで、二日目も無事終了。
天気が良いと、山は最高だ。
テントで爆睡した。
明日は強行日程が待っている。
晴れると良いなぁ。
(三日目:黒部五郎岳に続く)
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