山行記録2011/8 三俣蓮華岳 (みつまたれんげだけ) 【四日目】
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(三日日:黒部五郎岳より続く)
【日程】 2010年8月16日(火)
【天気】 曇後晴後一時雨
【メンバー】 学生時代からの友人Y.U、会社の同僚N.I
【概要】 「黒部五郎小舎−三俣山荘−三俣蓮華岳−三俣山荘(テン泊)」
最高到達点標高2,841m、歩行距離6.3km、標高差497m、累積標高差+696m−491m
三俣テン場より鷲羽岳
【ルート】
五郎平から三俣蓮華岳を巻き、三俣山荘まで行ってテン場を確保。
その後、のんびり三俣蓮華岳を散策。
双六岳をピストンする予定だったが、ガスガスなので取りやめ。
例によって、楽な方に流れた。
この地図は、国土地理院測量結果「数値地図12500(地図画像・・・Web閲覧サービス゛「ウォッちず12500」)」「数値地図50mメッシュ(標高)」をもとに、KASHMIR 3Dを用いて作成したもの。
以下、本文中に掲載のカシバード画像も同様。休憩地点は、山頂と白四角の地点だ。
【所要時間】
場所 |
五郎平 テン場 |
黒部五郎 小舎 |
休憩 |
巻き道 分岐 |
三俣 テン場 |
三俣 小屋 |
三俣 テン場 |
三俣 蓮華岳 |
三俣 テン場 |
三俣 小屋 |
三俣 テン場 |
計 |
標高(m) |
2,345 |
2,344 |
2,479 |
2,671 |
2,550 |
2,545 |
2,550 |
2,841 |
2,550 |
2,545 |
2,550 |
497 |
区間距離(km) |
0.1 |
0.4 |
1.3 |
1.6 |
0.1 |
0.1 |
1.2 |
1.2 |
0.1 |
0.1 |
6.3 |
|
累計距離(km) |
0.1 |
0.4 |
1.7 |
3.3 |
3.5 |
3.6 |
4.8 |
6.0 |
6.2 |
6.3 |
||
着時刻 |
|
6:07 |
6:54 |
7:55 |
8:50 |
9:10 |
9:17 |
11:34 |
13:10 |
14:30 |
15:32 |
7:05 |
発時刻 |
6:05 |
6:18 |
7:02 |
8:08 |
9:08 |
9:15 |
10:38 |
12:08 |
14:28 |
15:30 |
|
|
区間タイム |
0:02 |
0:36 |
0:53 |
0:42 |
0:02 |
0:02 |
0:56 |
1:02 |
0:02 |
0:02 |
4:19 |
|
区間タイム小計 |
0:02 |
1:29 |
0:42 |
0:02 |
0:58 |
1:04 |
0:02 |
|||||
所要時間累計 |
0:02 |
0:38 |
1:31 |
2:13 |
2:15 |
2:17 |
3:13 |
4:15 |
4:17 |
4:19 |
||
標準タイム |
0:05 |
1:40 |
0:50 |
0:02 |
0:40 |
0:30 |
0:02 |
3:49 |
||||
標準タイム累計 |
0:05 |
1:45 |
2:35 |
2:37 |
3:17 |
3:47 |
3:49 |
|||||
歩行速度(km/h) |
1.9 |
0.6 |
1.4 |
2.3 |
4.1 |
4.1 |
1.3 |
1.2 |
4.1 |
4.1 |
1.5 |
・標準タイムは、ヤマケイ付録地図のタイムを採用。
・重いザックを背負って歩いた前半は、標準タイムより早かった。
・三俣蓮華岳ピストンは、サブザックで行ったのだが、途中で写真を撮ったりノンビリ歩いたため、大幅時間オーバー。
・休憩は時刻を緑字で表記。大休止は太字。
【はじめに】
四日目は、当初三俣蓮華岳に登り、双六岳に行ってから、三俣山荘に向かう計画を立てていた。
(双六岳は三俣蓮華岳から空荷でピストンする案と、荷物を担いで双六山荘まで行って小屋で昼食、その後巻き道で三俣蓮華まで戻る案を用意していた)
しかし、三俣テン場がとんでもなく混雑してテントを張る場所がなかったという情報を耳にしたので、テン場の確保を最優先にすることにした。
幸い三俣蓮華岳を巻いていく道があるので、先に三俣山荘まで行ってテン場を確保。
その後空荷で三俣蓮華岳・双六岳に行くというプランに変更した。
このプランの良いところは、三俣蓮華岳と双六岳に空荷で行けるところだ。
(実際は双六岳をパスしている)
【これより本題】
今日は楽な日程なので、朝はのんびりでも良い。
ゆっくり起き出したら、周りは既にもぬけの空。
といっても、まだ6時前なのだが・・・。
朝食は、アマノフーズのにゅうめんだ。
調達の関係で種類がばらばらだったが、こくゴマ味噌を選択。(今年は震災の影響で、保存食の入荷が少なく、一部商品の調達が困難になっている)
出発は6:18である。
黒部五郎岳に日が当たって輝いている。
(山頂部には雲がかかっている)
早速出発。
先ずは、目の前の丘を越えていく。
これが意外にきつい登りだった。
黒部五郎岳はガスガス。
こんな道を登っていく。
巻き道分岐で休憩。
雪渓があったが、アイゼンは不要。
っていうか、持ってないし・・・。
三俣テン場に到着。
さすがにこんな時間なので、水場至近の良い場所を確保できた。
小屋に行ってエントリー。
ここの小屋番はなかなか感じが良いぞ。
外トイレがないのが玉に瑕。
靴を脱ぐのが面倒だ。
テントサイトは平坦で、妙な石の出っ張りもなく最高。
手頃なサイズの石があって、ロープを張るのも容易だ。
おまけにこの景色である。
鷲羽岳が目の前の好立地。
ワリモ岳・鷲羽岳の雄姿。方向は北東に当たる。
明日はあいつを越えて行くことになる。
東には、燕岳(つばくろだけ)が見えた。ということは、あそこが表銀座か。
名前不明の花。
三俣蓮華岳の山頂には雲がかかっている。
三俣峠で、双六小屋への巻き道と分岐。
三俣蓮華岳(みつまたれんげだけ)山頂2,841m登頂証拠写真。
ガスガスだ。
しばらく粘ってみたが、寒いので引き返す。
双六岳に行く予定だったが、この天候ではダメか?
や〜めた。
日光に輝く硫黄岳と、大天井岳(おてんしょうだけ)。
常念岳・北鎌は雲で見えなかった。
双六岳(すごろくだけ)が半分見えている。双六小屋も視認できた。
大天井岳アップ。
祖父岳(じいだけ)。今頃晴れてきた。
今頃になって三俣蓮華岳も晴れた。早まった〜。
水晶岳も姿を見せた。
大天井岳も晴れた。
水晶岳・ワリモ岳・鷲羽岳。晴れると良いなぁ。
明日は鷲羽岳・ワリモ岳・水晶岳の順に行って、岩苔乗越から祖父岳経由で雲の平まで行く。
なんと、薬師岳まで見えるではないか。ホント、山の天気は変わりやすいね。
鷲羽岳。三俣山荘・テン場も。Y.U.お薦めのアングル。
水晶岳に日が当たっている。
鷲羽岳は何度見ても素晴らしい。
テン場から三俣蓮華岳。520mm相当の望遠で。
水晶岳・ワリモ岳・鷲羽岳。う〜ん。最高!!!!
三俣山荘二階レストランより三俣蓮華岳。早くも曇ってきた。
レストランでケーキセットに舌鼓を売っていたら、なんと激しい雷雨が。
テントの外に洗濯物を干してきたのに・・・。
しばらく雨宿りして、テントに戻った。
心配していた洗濯物の被害は思ったほどではなく、例によって着て乾かした。
夕方、雨がやんだところで、晩飯の準備。
本日のメニューは、たらこスパゲッティ・オニオンコンソメスープ。
食後再び降り出したので、テントに退散。
というわけで、四日目も無事終了。
明日は朝からちゃんと晴れると良いなぁ。
(五日目:鷲羽岳・水晶岳に続く)
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